マンションの買取は一括査定サイトで出来る?
カテゴリ:マンション買取事例
投稿日:2021.06.06
マンションの買取は、一括査定サイトで出来るのか?
一般の方には分かり難い「マンションの買取」や「一括査定」の下記のような疑問を解決します。
- そもそも「一括査定」や「一括査定サイト」とはどのようなもの?
- 「マンションの買取」と「マンションの仲介」何が違うの?
- 「買取の査定」と「仲介の査定」も違うの?
- マンションの買取査定を一括査定サイトでする時の注意点は?
詳細は後述しますが、不動産の「一括査定」は、オンラインでまとめて一括で不動産会社(仲介業者)に依頼することです。すまいValue、HOME4U、イエウールなど、たくさんの一括査定サイトがあります。
詳細は後述しますが、「マンション買取」は、不動産会社(マンション買取業者)が自らマンションの買い取りをすることです。買取の査定価格は、仲介の査定価格とは異なり、即時に売却できる価格です。
以上を予備知識として、注意すべき点は何か、マンション買取を一括査定する時のデメリットなども解説していきます。
目次
一括査定サイトとは
一般的に言われている「査定」は、不動産市場における中古マンションなどの不動産の成約価格をもとに、不動産会社(仲介業者)が仲介で売却可能な価格を算出することです。
不動産一括査定サイトはマッチングサイト
不動産一括査定サイトとは、査定してもらいたいマンションなどの不動産の物件情報と氏名、連絡先などの個人情報を入力すると、一度の入力でまとめて複数の仲介業者に査定を依頼できるサイトのことです。
一括査定サイトは、下記のような図式で中古マンションなどの中古不動産売却希望者と不動産会社(仲介会社)をマッチングするマッチングサイトです。
匿名で査定依頼をできるサイトもありますが、自動査定、AI査定など機械的な査定で、あくまでも概算査定という仕様になっています。基本的にはどのサイトも無料で査定依頼ができます。
サイトの運営会社は、売却希望物件情報と個人情報を見込み客として不動産会社(仲介会社)に売ることで収益(紹介料を受領)を上げています。
どんな不動産一括査定サイトがあるか?
マイナビさん運営するニュースサイト「マイナビニュース」の記事「不動産一括査定サイトランキングおすすめ21選!」でアンケート結果からおすすめサービスTOP3など一括査定サイトをランキング紹介しています。詳細は、下記マイナビニュースさんの記事でご確認ください。
参考記事:不動産一括査定サイトランキングおすすめ21選!│マイナビニュース
ここでは、マイナビさんが記事で選出している「不動産一括査定サービス利用者が選んだおすすめサービスTOP3」の3サイトを紹介します。
1位:イエウール(運営:株式会社Speee)
2位:すまいステップ(運営:株式会社Speee)
3位:すまいValue(運営:すまいValue事務局:下記大手仲介6社)
小田急不動産、住友不動産販売、東急リバブル、野村不動産ソリューションズ、三井のリハウス、三菱地所ハウスネット
これを書きながら初めて知りましたが、1位のイエウールと2位のすまいステップの運営会社は同じ会社なんですね。
両サイトの運営は、東証JASDAQ・Sに上場(2021年6月現在)する㈱Speeeという会社です。セグメントは情報・通信業、所謂IT・テック企業ですね。
弊社おすすめの一括査定サイト
弊社おすすめの一括査定サイトは、大手仲介会社6社が査定をしてくれる「すまいValue」です。
仲介件数(仲介手数料)の1位から4位である住友不動産販売、東急リバブル、三井のリハウス、野村不動産ソリューションズに加えて電鉄系小田急不動産(21位)、三菱地所系三菱地所ハウスネット(18位)が査定をしてくれます。
すまいValueをおすすめする理由
大手仲介会社は、信用力が高く、売買実績も豊富なので査定に安心感があります。また大手仲介会社は、多くの支店、センターを各沿線の主要駅に構えています。地域のマーケットを熟知した営業担当が査定をする方が競合状況なども勘案した正確な査定ができると考えます。
売却を依頼した場合、売却する物件の最寄りにお店があった方が効率よく販売活動=物件へのお客様の案内などができます。効率的な販売活動が早く高く売却することにつながると考えます。(遠くにお店があるより近くにあった方が問い合わせに対応し易いのは明らかです)
実際すまいValueで査定をしましたが、査定内容や査定価格は一番好感の持てる内容でした。詳しくは下記記事の「一括査定を利用してみました(実践編)」をご覧ください。
不動産一括査定サイトおすすめランキングTOP21
マイナビニュースさんが選ぶ、不動産一括査定サイトおすすめランキングTOP21というランキングもあります。
1位:イエウール
2位:すまいステップ
3位:すまいValue
4位:イエカレ
5位:HOME4U
6位:おうちダイレクト
7位:リビンマッチ
8位:イエイ
9位:マンションナビ
10位:スマイティ
11位:タウンライフ不動産売買
12位:不動産売却の窓口
13位:LIFULL HOME‘S
14位: SUUMO売却査定
15位:オウチーノ
16位:マンションマーケット
17位:RE−Guide
18位:HowMa
19位: Smoola
20位:IESHIL
21位:マイスミEX
マイナビニュース|不動産一括査定サイトランキングおすすめ21選!選び方や利用者の声も紹介!
こんなにたくさんの一括査定サイトがあることは、不動産業者の私も知りませんでした。詳しくは下記よりご確認ください。
参考記事:不動産一括査定サイトおすすめランキングTOP21│マイナビニュース
マンションの買取は、一括査定サイトで出来る?
一括査定サイトの提携会社の多くが仲介業者
一括査定サイトは、必要な情報を入力するとサイト運営会社が提携している仲介業者に査定依頼が送信されるというような仕様になっています。
同時に査定依頼できる社数は、サイトによってまちまちで、最少が4社、最大は制限なし、多いのは6社のようです。
サイト運営会社は6社の仲介業者から紹介料を受領します。
「一括査定サイトを利用するとしつこい営業電話がかかってくる」というデメリット情報をネット記事で見かけます。これは仲介業者からすると「紹介料を支払っているんだから何としても売主さんと会わなければ」という気持ちの表れです。一括査定サイトの提携している仲介業者の多くは、下記のような仲介をメインとする不動産会社です。
売主様は、仲介会社Aに売却の依頼をして、売買契約が成立すると仲介会社Aに仲介手数料を支払うことになります。
一括査定サイトに大手マンション買取業者がいない
後述する東証上場のマンション買取業者さんが一括査定サイトで査定をしている話しを聞いたことがありません。断定的に言えるのは、少なくとも弊社東京テアトルとインテリックスさんは一括査定サイトと提携していません。
後述する高価格帯に強い買取業者さん、賃貸中買取業者さんや下記関連記事でご紹介しているその他の大手マンション買取業者さんも提携している話しを聞いたことがありません。このことが次項の注意①と注意②につながります。
ちなみに関連記事でご紹介しているマンション買取をする大手仲介業者さんのうち数社は一括査定サイトと提携をされているようです。
仲介業者に査定を依頼するということは・・・
サイトによっては全てではありませんが、前述したように多くの一括査定サイトは、仲介業者に査定を依頼することになります。
注意①:買取の査定と仲介の査定は異なる
注意②:仲介手数料が「かかる買取」となり損
注意①と注意②について詳しく説明をしていきます。
仲介業者の査定と買取業者の査定の違い
マンション買取業者の買取査定
マンション買取業者の買取査定は、買取業者自らが買い取る価格となります。従って売主様にとっては買取査定価格=売却価格となります。
仲介業者の仲介は買主を一から探さなければなりませんが、買取は買取業者が買主なので手間も時間もかかりません。
マンション買取業者はマンション専門
仲介業者でも不動産を買い取る会社はあります。
但し、仲介をメインにしながらの買取になりますので、マンション専門の買取業者と比べるとマンション買取査定の精度は・・・ではないでしょうか。
買取は、早く確実
買取査定価格は、売主様が納得すれば確実に売却ができる価格です。
弊社の場合、最短5日間で契約から現金化が可能です。
仲介業者の査定
仲介業者の査定は、仲介で売却をする前提の査定価格となります。仲介業者の査定価格は、仲介業者が査定価格で売ることを保証するものではなく、売れるかもしれないという価格です。【査定価格】=【売却できる価格】ではありません!
仲介は、広告や販売活動して一から買主を探しますので、手間と時間がかかります。
仲介業者の査定価格は、手間と時間をかけて個人の買主が見つかるかもしれないという金額です。買取査定価格の確実に売れる金額とは性質が異なります。
自社で買取しない仲介業者は買取査定をどうやる?
一括査定サイトの中には、取引の関するご要望などに「買取相談をしたい」のような項目を設けているところもあります。
「買取相談をしたい」にチェックの入った査定依頼を受け取った仲介業者は買取査定をどうするか分かりますか?
その仲介業者は、マンション買取業者に買取査定価格を聞いて、査定依頼者に回答します。
これって何か変ではありませんか?
詳しくは後述する仲介手数料「かかる買取」「0円買取」も含めて、マンション買取査定ならマンション買取業者に直接依頼する方が合理的ではないでしょうか?
デメリットは、仲介手数料が「かかる買取」
前述しましたが、マンション買取査定を仲介業者に依頼すると仲介手数料がかかります。
マンション買取業者に直接依頼すると仲介手数料は0円、かかりません。
仲介業者に査定を依頼すると発生するもの
仲介業者にマンション買取の査定依頼をすると、仲介業者と媒介契約を締結して買取業者を探してもらうことになり、見つかった買取業者と契約をすると仲介業者に仲介手数料を支払わなければなりません。
■仲介手数料「かかる買取」
マンション買取業者に直接買取査定依頼
マンション買取業者に直接依頼をすれば、仲介業者が介在しないため、仲介手数料は0円=不要です。
■仲介手数料「0円買取」
一括査定を使わなければ手取り額アップ
仲介会社に買取を依頼した時の手取り額
■見つかった買取業者(東京テアトル)に3000万円で売却した場合
売主様は、売却価格の3000万円から仲介手数料約100万円を支払うと、手取り額は約2900万円になります。
マンション買取業者に直接依頼した時の手取り額
東京テアトルは、仲介手数料がかからないので買取価格が約100万円アップ、売主様も仲介手数料がかからないので手取り額が約3100万円にアップします。
マンション買取の査定を依頼するときには、仲介会社ではなく直接買取業者に依頼すれば、仲介手数料がかからず、手取り額が増えてよりお得です。
一括査定要らず!マンション買取業者ランキング
直接買取査定を依頼するにはどの買取業者がいいの?との疑問にお応えすべく、プロが選ぶおすすめ買取業者をご紹介します。
マンション買取業者各社は、得意エリアや得意分野など強みを持っています。同業者だからこその視点で独自にランキングします。
東証上場の買取業者ベスト3
東京証券取引所上場企業は、非常に高い信用力を有する企業といえます。
マンションという大切な資産を売却するにあたっては、売買契約や売却後のことを考えると、できれば資金力や管理体制がしっかりして信用力の高い買取業者を選びたいと思われるのではないでしょうか。
信用力の高い会社の証である東証に上場するマンション買取業者をご紹介します。
【株式会社インテリックス】
1995年設立されたマンション買取業者。2005年ジャスダック証券取引所に上場、2007年に東証二部に上場、2016年6月に東証一部に市場変更を果たしています。
中古マンションの買取再販業者のリーディングカンパニーとして、リノベーション住宅推進協議会(現リノベーション協議会)を立ち上げ、「リノベーション」という言葉を世に知らしめたのもインテリックスと言っても過言ではありません。
最近では、アセットシェアリングという不動産の小口化商品の開発、販売やあんばいというリースバック事業なども行い、マンション以外の不動産全般を扱う不動産買取業者として売上を拡大しています。
【株式会社イーグランド】
1989年に恵久ホームとして創業、2007年に社名を株式会社イーグランドに商号変更。2013年ジャスダック市場スタンダード上場、2015年に東証二部へ市場変更、2017年に東証一部へ市場変更。
中古マンションに加えて中古戸建てなど居住用不動産をメインに取り扱う不動産業者です。販売する物件は一次取得者層をメインターゲットとする売却価格2,000万円以下の物件が約6割を占めているようです。
【東京テアトル株式会社】
東証一部に上場しているマンション買取業者は、先駆者的なインテリックスを除いて、アベノミクスによる不動産市場の活性化の波に乗り2013年~2014年頃にジャスダックやマザーズ市場に上場、その後の良好なマーケット環境もあって業容を拡大して一部への上場を果たしています。
弊社(東京テアトル株式会社)も東証一部に上場する、創業1946年の映画興行配給を看板事業に持つ、少し変わったマンション買取業者です。
私たちは「古くなったけど愛着のあるマンションを安心して売却したい」いう方々の心に寄り添うパートナーのような、普通の不動産会社とは少し変わった不動産屋になりたいと思っています。
マンションの買取査定や売却のご検討についてはなんなりとお客様の心のパートナー東京テアトルへお気軽にご相談ください。☎0120-900-881
東京都内、高価格帯物件に強い買取業者ベスト3
【株式会社エフステージ】
2006年よりリノベーション事業を開始して以来、東京都内を中心に、これまで5,500戸以上のリノベーションマンションを供給、年間600戸以上を成約しています。こだわりのキッチンとバスを提供する「極 -Kiwami-」、オーダー型リノベーション「60+ Sixty Plus」など高価格帯のブランドも展開しており、2020年は売上218億円を超え、リノベーション再販業界をけん引している企業の一つです。
【株式会社シンプレックス・リアルティ】
2002年に設立、都内23区の中古マンションを中心に買い取り、リフォームして販売。2020年度の売上高は151億円です。
ほとんどの物件をフルスケルトンでリフォームすることと、販売時にホームステージングを行うことが特徴で、直近の取扱物件一覧では首都圏エリアのうち7割以上を東京23区内のマンションが占めています。
【株式会社リビタ】
2005年に設立、京王グループの一社です。都心のコンパクト物件を扱うブランド「mydot.」などを擁しており、都内の中古マンションを中心に買い取り、リフォームして販売しています。
区分マンションの買取再販以外にも、社宅マンションなどの一棟まるごとリノベーション、戸建てリノベーション、シェア型賃貸住宅「シェアプレイス」、シェア型複合ホテル「THE SHARE HOTELS」等、幅広く展開。11年連続でグッドデザイン賞を受賞しており、質の高いデザインに定評があります。
賃貸中(オーナーチェンジ)買取業者ベスト3
【スター・マイカ株式会社】
2001年に創業、賃貸中のマンション(オーナーチェンジ物件)を創業当初より業界に先駆けて積極的に買取っているパイオニア的存在で、中古マンションの保有戸数は3,400件以上、業界トップです。
買取対象は30㎡以上の分譲マンションで、関東エリアは1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)、関西エリアは大阪府、京都府、兵庫県、さらに札幌、仙台、名古屋、福岡等の地方政令都市も対応可能です。
【株式会社マイプレイス】
1998年に横浜で設立、年間リノベーション実績は約1000戸、2020年9月にリノベーションマンション累計10,000戸の供給を達成しています。
単独の買取査定サイト「スグチョク」を運営しており、仲介手数料0円で直接買取可能です。
【株式会社ランドネット】
1999年に設立、2021年7月に東証JASDAQ(スタンダード)市場に上場を果たされました。
東京23区の中古ワンルームマンションを中心に不動産の売却・購入・投資・賃貸管理・リフォームの5事業を主に展開されています。
投資用不動産の買取業者
(株)ムゲンエステートは、下記の通り投資用不動産(1棟賃貸マンション、1棟オフィスビル、1棟アパートなど)を主に扱う買取再販業者です。
2020年12月期の売上(投資用不動産81.6%、居住用不動産18.4%)
【ムゲンエステート】
1990年創業、不動産買取再販事業の先駆者です。1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)の中古不動産再生市場で売上No.1を目指しており、1棟賃貸マンションや1棟オフィスビルを積極的に買取っています。
買い取った投資用不動産は、バリューアップ(内外装リフォーム工事、リーシング業務)を行ったうえで、個人投資家や中小企業向けに再販しています。投資用不動産の買取をご検討ならムゲンエステートにお問い合わせてはいかがでしょうか?
買取業者によってはエレ無し団地や築古不可など
紹介してきたように信用力、得意エリア、得意な物件等は、買取業者によって異なります。
買取業者各社の得意、不得意物件や買取NG物件についての詳細は、下記関連記事の「マンション買取、買取業者選びの注意点」でご確認ください。
一括査定をしなくても、弊社を含めご紹介した買取業者に査定を依頼すれば、適正な買取査定価格を知ることができますし、仲介手数料もかかりません。
買取のメリット・デメリット、注意点
売却価格最優先なら
買取は、時間をかけて大勢の人に部屋の見学をしてもらい、市場価格で売りたい方には不向きなので注意が必要です。
売却価格最優先なら信用力が高く実績豊富な大手仲介会社に売却査定、売却を依頼することがおすすめです。
早期、ストレス無し売却を優先なら
早くて、手間がかからず、人との接触を含めてストレスの少ない売却をご希望であれば、業者買取がおすすめです。前述しましたが、一般的な一括査定サイトでは仲介手数料の必要な仲介会社に査定を依頼することになるので、業者買取で売却をご検討なら注意が必要です。
マンション買取業者に直接買取を依頼すれば、仲介手数料「0円買取」になります。
買取のメリット・デメリット
【買取のメリット】
- 内見は不動産会社の一度だけ、購入検討者の案内などは無いので、販売活動によるストレスや人との接触はほとんどありません。
- 故障、不具合、汚れ、経年劣化などの修理補修の必要がありません。
- リフォーム・ハウスクリーニングや荷物・家具の処分が必要ないので、売却前のコストが少なく済みます。
- 販売活動が不要で、手間なく早く売却ができます。
- 不動産会社に売るので、売却後の不具合などのトラブルが無く安心です。
- 売主様の希望に沿った契約日時や決済日時で進めることが可能なのでスケジュールがたて易く、必要な日に確実に現金化ができます。
【買取のデメリット】
- 仲介に比べて、売却価格が低くなることがあります。
買取には様々なメリットがあります。
買取と仲介の価格差についてはネット記事上に諸説ありますが、次項でプロが買取価格、買取相場のリアルを解説します。
マンション買取相場、買取価格の仲介との差はどの程度?
マンションの売却を検討されるにあたって、買取業者に買い取ってもらう査定額が、仲介を依頼して売れる価格と比べてどれくらい安くなるのか知りたい、という方は多いのではないでしょうか。
ネットでは、「不動産買取相場は市場価格の60~70%」と言われています。
マンション買取価格は市場価格の何%なのか?、弊社買取事例も紹介しながら本当の買取価格を解説していきます。
買取相場は市場価格の何%?
平均的な価格帯、築年数の物件で、市場価格、相場の約80%となります。物件の価格帯、築年数、エリア等によって%は一律ではないので、目安とお考えください。
仲介手数料「0円買取」であれば実質(手取り額)”市場価格”の85%前後です。
物件の立地、価格帯や現在のような価格の上昇局面では90%以上になることもあります。
仲介の売却価格と比べて買取価格が多少安くなる理由は、前述しましたが下記のようなメリットがあるからです。
- 設備が故障、荷物がたくさんでも、お部屋をそのままで売却可能
- 販売活動が不要なので手間なく早く、最短5日間で売却可能
- プロに売るので売却後のクレームの心配無し
次項では最近の買取実績(北区マンション)を使って上昇局面の90%以上買取を解説します。
その他の弊社買取実績と市場価格の比較は、下記関連記事でご確認ください。
価格上昇局面の高値買取実績
価格上昇局面、物件の立地や築年数によっては買取業者の買取価格が市場価格(仲介成約価格)とそう違わないケースも見られます。
弊社買取実績にもそのようなケースがあるのでご紹介します。
弊社買取実績は、2021年3月に買取をした東京都北区、面積約65㎡、築後3年、2階、南西向きという物件です。
市場価格事例は、2020年7月に仲介会社の仲介によって成約した成約価格です。
北区マンション | 成約日 | 価格 | ㎡単価 | 面積 | 階 | 方位 |
弊社買取実績 | 2021/1 | 5920 | 90.93 | 65 | 2 | 南西 |
市場価格事例 | 2020/7 | 6040 | 92.90 | 65 | 5 | 南西 |
買取価格が市場価格の98%!?
5920万円÷6040万円≒約98%
高値買取実績は、マーケットが非常に堅調で下記データのように価格が上昇局面にあり、弊社を含めた買取業者が強気の査定をしているからです。
このマンションの所在地、東京都の城北地区の中古マンション価格や㎡単価は、下記データの通り対前年比上昇しています。
マンションの買取は一括査定サイトで出来る?まとめ
マンションの買取査定を一括査定で、注意点は?
マンション買取査定を一括査定サイトでする場合の注意点は、下記2点です。
- 買取の査定と仲介の査定は異なる
- 仲介手数料「かかる買取」と「0円買取」がある
詳しくはこちらをご覧ください。
マンション買取の査定と仲介の査定の違いは?
買取査定は、確実に売れる価格を算出するものです。
仲介の査定は、売れるかもしれない価格の算出であり、査定価格で売れることを保証するものではありません。詳しくはこちらをご覧ください。
マンション買取相場は市場価格の何%?
平均的な価格帯、築年数の物件で、市場価格の約80%となります。
仲介手数料「0円買取」であれば実質(手取り額)”市場価格”の85%前後です。
価格の上昇局面では90%以上になることもあります。詳しくはこちらをご覧ください。
マンション買取業者のおすすめランキングを教えて?
プロがおすすめする買取業者を、同業者だからこその視点で独自にランキングしました。
「一括査定要らず!マンション買取業者ランキング」はこちらをご覧ください。
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