マンション買取の8つのデメリットをプロが検証!買取と仲介の価格差も解説

カテゴリ:マンション買取
投稿日:2025.06.09

マンション買取の8つのデメリットをプロが検証!買取と仲介の価格差も解説
■プラウド錦糸公園/マンション買取の事例

巷で言われているマンション買取の8つのデメリットの真偽についてマンション買取のプロが検証をします。そしてマンション買取の本当のデメリットを解説します。

マンション買取デメリットの最大の論点、マンション買取仲介価格差については、具体的な数値を使って分かり易く本当の価格差を解説します。

本記事が、マンション買取のデメリットでマンション買取と仲介どっちを選ぶべきか悩んだ際のお悩み解消の指標となれば幸いです。

目次

マンション買取と仲介

最初にマンション買取のデメリットとマンション買取と仲介の価格差をより深く理解する為、マンション買取とマンション仲介、そしてマンション直接買取について解説をします。

❶マンション買取

マンション買取とは、中古マンションを自らが買主となる不動産会社に買い取ってもらう売却方法です。

マンション買取は、広告などの売却活動が不要、周囲に知られず早期の売却・現金化が可能です。

❷マンション仲介

マンション仲介とは、中古マンションの売却を不動産会社に依頼して、主に個人の買主を探してもらう売却方法です。

不動産仲介業者は、買主を探すために広告や売却活動を実施します。

売主様は、成約時に仲介手数料(成約価格×3%+6万円+税)を仲介業者に支払います。

不動産仲介業者のマンション仲介は売主様、買主(マンション買取業者)両方に手数料がかかる
不動産仲介業者のマンション仲介
上記の「買主」がマンション買取業者の場合、売主様、マンション買取業者の両者に仲介手数料がかかります。

❸マンション直接買取

マンション直接買取は、仲介手数料がかからないマンション買取です。

マンション買取を上記「マンション仲介」のように仲介業者に依頼せず、下記のようにマンション買取業者と直接売買契約をすれば売主様、買主両者ともに仲介手数料は不要です。

マンション買取業者のマンション直接買取は手数料不要
マンション買取業者のマンション直接買取

新マンション買取のデメリット

マンション買取にかかる手数料

マンション買取を売却方法として選択するなら、マンション買取のデメリットとなるのは仲介手数料です。

前述❷の通り、マンション仲介で買主がマンション買取業者の場合、売主様と買取業者の両方に仲介手数料がかかってしまいます。

前述❸の通り、マンション直接買取なら手数料は不要です。

詳細は後述しますが、マンション買取に手数料がかかることにより、手取りが約6%も減って損をします。

マンション買取は仲介より売却額が安い

築年数、駅距離、価格帯などが平均的なマンションを売却する場合、マンション買取は仲介より少し安くなります

この価格差は、マンション買取と仲介の売却方法の違いによる差であり、弊社はデメリットではなく差と考えています。

例えるなら大阪へ新幹線で行く方が深夜バスで行くより料金が高くなりますが、この差はデメリットではなく交通手段の差によるものです。

新幹線の料金は、高いですが「早く到着」「時間に正確」というメリットがあります。マンション買取にも同様なたくさんのメリットがあります。

特に売却を急いでいなければ、人気エリア・駅近の築浅マンションは、仲介による売却が合理的です。一方で売却を急いでいる、築古マンションなら買取の利用がおすすめです。

マンション買取と仲介の価格差マンション買取のメリットについては、この後詳しく解説をしますので、価格差とメリットを理解したうえ、それでも価格差をデメリットと感じるなら仲介業者を探しましょう!

関連記事:マンション売却どこがいい?不動産会社ランキングとおすすめの選び方を解説

旧マンション買取デメリットの正解と解決策

マンション買取の8つのデメリットを検証

巷で飛び交う様々なマンション買取のデメリットは、誤解があったり、出所不明な話しも含まれ玉石混淆です。

大きく8つに分類できるマンション買取のデメリットの信憑性・正確性を検証、デメリットとされる事象の対処方法などもマンション買取のプロが伝授します。

マンション買取は仲介で売る成約価格6~8割

詳細は後述しますが、平均的なマンションの買取と仲介の価格差は約80%~83%です。

手取りベースで考えるとマンション買取と仲介の価格差は約86%まで縮まります。

余程の悪質業者でなければ、平均的なマンションの買取と仲介の価格差が6割になることはあり得ないのでご安心ください。6割の可能性のマンションはこちらをご覧ください。

マンション買取は仲介で売る成約価格の80%~86%の詳しくは、目次4.マンション買取仲介の価格差で解説します。

マンション買取で想定外の費用を請求された

私は、マンション買取で想定外の不用品の処分費用を請求されたなどという話しは聞いたことがありませんが、そのようなレベルの低い業者も存在するようです。

これはデメリットというより、そんな業者と出会わないよう注意すれば解決です。

安全な取り引きが期待できるおすすめのマンション買取業者は、下記関連記事をご確認ください。

関連記事:マンション買取業者おすすめ11選!ランキングやマンション買取価格を解説

マンション買取は価格に納得感が得られない

「価格に納得感が得られない」はデメリットではなく、解決策は簡単なことです。

前述した通りマンション買取は、仲介で売る成約価格の約80~約86%です。

解決策は、マンション買取価格に納得できる方だけが買取を利用して、納得感が得られないのであれば、仲介で売るべきです。

マンション買取は価格交渉がしにくい

「マンション買取は価格交渉をしにくい」はデメリットではなく単なる誤解です。

マンション買取営業マンも人の子、交渉によっては買取価格アップの可能性があります。(予算に足りてなければその可能性はより高まります。)

価格交渉、全然ありです、納得できるまで価格交渉をして、最終的に買取のメリットを勘案しても価格に納得できなければきっぱり断りましょう!

そして前述した通り、お断りした後は、主に個人に売却する仲介の利用を検討しましょう!

大手マンション買取業者のQ&Aにも下記のような記載がありますので安心してください!

マンション買取は価格交渉をしにくい/無理な営業はしておりませんし、お客様が十分にご納得していただいた上で売却をご検討ください/インテリックス
出所:インテリックス
マンション買取は価格交渉をしにくい/ご提案した査定価格を元に売却をご検討いただければ結構です。将来的なご売却をお考えの方もお気軽にご相談ください/東京テアトル
出所:東京テアトル公式サイト

マンション買取の対象にならない物件がある

マンション買取の対象にならない物件がある
出所:ルポ(滋賀県野洲市)“廃虚マンション”の後始末/週刊エコノミストOnline

ポイントが2点あります。

下記のような悪条件が重なる物件は、中古マンション市場での流通性が極めて低くなります。

  • 悪立地(バス便、超郊外)
  • 築年数が古い
  • 建物や給排水管など共用部分の維持管理が悪い
  • エレベーター無しの4階、5階
  • 北向き、前建物により日照ゼロ…etc

これらの流通性の低いマンションは、ほとんどのマンション買取業者が買取価格を付けられず、残念ながら買取が出来ないことになります。

一方マンション買取業者は、下記のような各社それぞれ独自の買取基準を持っています。

  • 〇〇県が対象、〇〇線沿線が対象など
  • 専有面積30㎡以上(ワンルーム不可)
  • 専有面積35㎡以上(ワンルーム、1LDK不可)
  • 自主管理不可
  • 敷地が借地権不可
  • 旧耐震基準建物不可
  • 事件・事故物件不可
  • エレベーター無し物件不可…etc

自社の基準に適合しないマンションは残念ながら買い取ってもらえません。

これもデメリットというより、営利目的で活動する企業のスタンスなので、致し方ないと考えるべきです。

マンション買取はすぐに引越しが必要

これもデメリットというより、おそらく誤解です。

主に個人が買主となる仲介は、契約締結から1ヶ月~2ヶ月で引越しが必要とされています。

一方マンション買取は、不動産業者が買主になる為、個人に売却する仲介より引越しを遅くしてくれるなど、交渉によっては柔軟に対応してくれることがあります。

マンションのリースバック買取を利用すれば、引越しを1年、2年先にすることも可能です。

下記高齢者施設への住み替えに利用した例では、入居可能となり次第施設に転居できるよう、2年間の定期借家契約として、入居可能日まで自宅で過ごすことができました。

マンション買取はすぐに引越しが必要/リースバック買取なら引越しを1年、2年先も可能
出所:住宅のリースバックに関するガイドブック/国土交通省

マンション買取業者は少なく、見つけにくい

マンション買取する不動産会社が、仲介をする不動産会社より少ないのは事実です。しかしながら少ないことがデメリットになるほど少なくはありません。

一方「マンション買取会社を見つけにくい」は、デメリットではなく誤解です。

下記関連記事をお読み頂ければ、おすすめのマンション買取業者が簡単に見つかります。

関連記事:マンション買取業者おすすめ11選!ランキングやマンション買取価格を解説

またリフォーム産業新聞社が毎年集計している「買取再販ランキング」なら実績豊富な不動産買取業者がすぐに見つかります。

マンション買取は悪質業者に騙される

最近「悪質な不動産業者による押し買い」や「悪質なリースバック事業者」の報道がありました。

上記のような悪質な業者に騙され、自宅を失いお困りになっている方がたくさんいらっしゃいます。

これもデメリットというよりは、注意して回避すれば、解決できることです。

下記関連記事で不動産買取業者の悪質な手口などを知って、ご自身やご家族を悪質業者から守ってください。

関連記事:不動産買取業者は悪質?詐欺的な騙しの手口、不当に安く買い取る手口を解説

GoogleのAIのマンション買取のデメリット

下記は「マンション買取デメリット」と検索した際に表示されるGoogleの「AIによる概要」です

マンションの買取には、仲介に比べて売却価格が安くなる、買取業者の選択肢が少ない、物件によっては買取してもらえないなど、いくつかのデメリットがあります。また、買取価格に納得できない、急な引っ越しが必要になる、契約内容の確認不足など、トラブルのリスクも存在します。

「急な引っ越しが必要になる」など元ネタの誤解からくる不正確なデメリットになってしまっています。

マンション買取と仲介の価格差

マンション買取と仲介の価格差

マンション買取のデメリットの最大の論点である、マンション買取と仲介の価格差を正しく理解して、デメリットか否かを考えてみてください。

マンション買取と仲介の価格差は80%

詳細は割愛しますが、マンション買取と仲介の価格差は約80%です。

前述したマンション直接買取なら、マンション買取業者に仲介手数料がかからない為、マンション買取価格を約80%から約83%(手数料相当)にアップが可能です。

マンション直接買取なら価格差は約83%

具体例を使って解説します。

❶仲介で個人に5,000万円で売れるマンションの場合

マンション買取価格:4,000万円(80.0%

マンション直接買取価格:4,138.6万円(82.8%)※1

仲介手数料:4,000万×3%+6万+税=138.6万円

❷仲介で個人に3,000万円で売れるマンションの場合

マンション買取価格:2,400万円(80.0%)

マンション直接買取価格:2,485.8万円(82.9%)※2

仲介手数料:2,400万×3%+6万+税=85.8万円

更に手取りベースで考えると価格差は、縮まります。

マンション売却の手取り比較なら約86%

売主様は、仲介の場合、仲介手数料がかかる為、契約価格より手取りが減ります。

一方、マンション直接買取の場合、仲介手数料が不要の為、契約価格が手取りになります。

手取りで比較するマンション買取と仲介の価格差は下記の通りです。

①仲介で売る5,000万円のマンションの手取り

マンションを仲介で売る手取り:4,824.4万円

5,000万円-仲介手数料171.6万円=4,828.4万円

仲介手数料:5,000万×3%+6万+税=171.6万円

②マンション売却相場5,000万円の直接買取の手取り

マンション直接買取の手取り:4,138.6万円※1

マンション直接買取と仲介の差85.8%(②/①)

③仲介で売る3,000万円のマンションの手取り

マンション仲介の手取り:2,894.4万円

3,000万円-仲介手数料105.6万円=2,894.4万円

仲介手数料:3,000万×3%+6万+税=105.6万円

④マンション売却相場3,000万円の直接買取の手取り

マンション直接買取の手取り:2,485.8万円※2

マンション直接買取と仲介の差85.9%(④/③)

マンション買取と仲介の価格差は約86%の詳細は、下記関連記事もご覧ください。

関連記事:マンション買取業者おすすめ11選!ランキングやマンション買取価格を解説

マンション買取価格相場の幅

前述した約86%は、平均的なマンションにおける弊社理論値です。

マンションの価格帯、立地、築年数などによって変動します。また弊社の買取実績のあるマンションやその周辺のマンションなら86%を超えて買取が可能な場合もあります。

逆にアスベストレベル1の解体があったり、エレ無し団地の5階などは86%を大きく下回ることもあります。

レベル1の解体工事費用の目安は、1.5万円~8.5万円/㎡です。

レベル1は最も危険性が高く、アスベストが飛散するリスクも大きいため、非常に慎重な作業が求められます。さらに、吹き付け材として天井や梁などに広く使用されていることが多く、除去すべき面積が広くなる傾向があります。

引用元:アスベストのレベル3・レベル2・レベル1の違いとは?撤去費用はどのくらい?

マンション売却相場の上昇で高額買取も

マンション売却相場の上昇で高額買取も/プラザ元加賀
■プラザ元加賀/マンション買取の事例

2021年度~2024年度の首都圏のマンション売却相場(相場価格)の推移を確認します。

成約価格専有面積築年数
2021年度3,949万円64.36㎡22.96年
2022年度4,343万円63.36㎡23.48年
2023年度4,700万円63.80㎡23.80年
2024年度4,939万円63.27㎡25.28年
前年度比105.0%-0.53㎡+1.48年
出所:首都圏不動産流通市場の動向(レインズ)

2024年度の首都圏マンション売却相場は、下記のように数年前と比べ大幅に上昇しています。

  • 2021年度比990万円アップ(125.0%)
  • 2022年度比596万円アップ(113.7%)
  • 2023年度比239万円アップ(105.0%)

ここ数年のマンション売却相場上昇に伴い、エリアや駅距離によっては、更に価格が大幅に上昇している物件もあります。このようなマンションは買取価格も大幅に上昇しています。

先高観から、駅近や人気エリアのマンションなら買取価格が90%を超えることも。

現状のような良好なマーケット環境であれば、想像しているより高額なマンション買取が期待できます。

関連記事:お客様の声/査定金額も最高のものを出して頂いたと思っています。

マンション買取と仲介の価格差は、前述してきたような価格が少し安くなるというデメリットを除いては買取にメリットが多いことから生じます。

次項では、マンション買取のメリットについて解説いたします。

マンション買取のメリット

マンション買取のメリット

マンション買取には、仲介と比べて主に下記の7つのメリットがあります。

  • 仲介で売り難い物件でも早期に売却が確定
  • 希望に沿った契約日や短期間で現金化が可能
  • お部屋はそのまま、家具や荷物の処分も不要
  • 故障・不具合があってもリフォームは不要
  • 部屋の内覧立ち会いなどの売却活動が不要
  • 広告が不要なため周囲に知られず売却が可能
  • 売却後のクレーム・トラブルの心配無用

順を追って解説いたします。

仲介で売り難い物件でも早期に売却が確定

マンション買取業者なら、一般的な中古マンション市場で個人客への売却がしにくい「室内の経年劣化」や「間取りの陳腐化」が進行した築古マンションでも買取が可能です。

なぜなら、マンション買取業者は蓄積された取引経験によるノウハウや市況分析などに基づき、建物や立地がもつ潜在的な価値や需要を見出し、適正な買取価格を素早く算出することができるからです。

そのため、仲介で売り難いと思われるような物件でも、早期に売却を確定できます。

希望に沿った契約日や短期間で現金化が可能

マンション買取なら、売却する相手がプロである不動産会社のため、ご希望に沿った契約日などの設定を含め、売却手続きも短期間かつスムーズです。

また、短期間で現金化できることから、資金計画のスケジュールも立てやすいというメリットもあります。

お部屋はそのまま、家具や荷物の処分も不要

リフォームを行っての再販売を前提とするマンション買取なら、お部屋の汚れの掃除・クリーニング、荷物や家具の処分が不要です。

相続して空き家になっているマンションなども、お部屋をそのままの状態で売却でき、売却までの時間や手間がかからず、出費も抑えられます。

故障・不具合があってもリフォームは不要

仲介でのマンション売却では、購入検討客の購買意欲をより高めるため、場合によってはリフォームを実施する必要に迫られます。

しかしながら、マンション買取なら不動産会社がリフォームを行って再販売をする前提であるため、当然ながらリフォームは不動産会社が行うので、売主がリフォームをする必要はありません。

部屋の内覧立ち会いなどの売却活動が不要

マンション買取なら、休日にお部屋で購入検討客を待つなどの内覧対応は不要です。

そのため、マンションが売れるまで毎週末外出できない不便、お部屋を不特定多数に内覧されるストレスも無しです。

広告が不要なため周囲に知られず売却が可能

マンション買取なら広告による宣伝なども不要なため、近隣に知られずに売却が可能です。

いくらで売るの?なぜ売るの?いつ売れるの?などご近所の噂話や視線に対するストレスなどを感じることなく売却できます。

売却後のクレーム・トラブルの心配無用

仲介では、売主様は買主に対して契約不適合責任を負います。

そのため、万が一売却後に契約書に記載がない不具合が見つかったら、契約不適合責任による損害賠償や契約解除の申し出を受ける可能性があります。

売主様は契約不適合責任を負う限り、契約不適合を発見してから1年以内、または引渡し時から10年、あるいは契約書で定めた「責任期間」が過ぎるまで、不安を抱えることになってしまいます。

マンション買取なら、売主様の契約不適合責任は免責ですので、マンション売却後の水漏れ、故障などのトラブル・クレームの心配はありません。

弊社東京テアトルのマンション買取については、下記をご覧ください。

東京テアトルの直接買取

マンション買取と仲介、どっちを選ぶ?

マンション買取と仲介、どっちを選ぶ?

ご紹介してきたように、マンション買取は売却額が少し安くなりますが、仲介と比較してたくさんのメリットがあります。

売主様のタイプと売りたい物件別にマンション買取と仲介のどっちを選ぶべきか解説をしていきます。

マンション買取向きの売主様

下記のような売主様は、マンション買取での売却がおすすめです。

  • マンションの売却額より売却スピード優先
  • 期限までに売却を完了して現金化が必要
  • お部屋そのまま、リフォーム無しで売りたい
  • 荷物の撤去や内見立ち会いに時間を割けない
  • 売却後の不具合などのリスクを避けたい
  • 広告なし・周囲に知られず売却したい

マンション仲介向きの売主様

ある程度の時間、手間や費用がかかってもマンションの売却額が最優先の売主様は、マンションの仲介による売却がおすすめです。

マンション買取向きの物件

下記のような仲介で売り難い物件は、マンション買取向きの物件であるといえます。

  • 築年の古いマンション
  • 築30年以上でリフォーム履歴無し
  • 駅徒歩15分超・バス便
  • 敷地が借地権・地上権
  • エレベータ無し
  • 孤独死など事件・事故物件
  • 1975年以前の鉄骨造物件(アスベスト懸念)
  • アスベスト、在来浴室など解体費用過大物件
  • 自主管理…etc

どんなに時間がかかっても良いから高く売りたいというニーズが最優先でなければ、マンション買取がおすすめです。

マンション仲介向きの物件

一方で下記のような仲介で売り易い物件は、仲介向きの物件といえます。

  • 築浅マンション
  • 都内・人気駅の駅近
  • 郊外・ターミナル駅の駅近
  • 大手デベロッパー分譲
  • 築古でも大規模リフォーム済み

特に急いで売るニーズが無ければ、仲介での売却がおすすめです。


(著者
今井 俊輔【不動産鑑定士宅地建物取引士

2006年東京テアトル株式会社に入社。不動産鑑定により培った「理論」と不動産取引実務の「経験」に基づき、一棟オフィスビルをはじめ多岐にわたる不動産物件の売買に携わる。現在は管理職として区分所有マンション担当若手社員の育成にも力を注ぐ。

 マンションのご売却は大きなイベントです。わからないことだらけで不安とご心配の皆様のお役に立てるよう、業務で身に着けた知識と経験を活かし、丁寧にお話をお伺いいたします。何なりとご相談ください。

 弊社は、マンション専門に年間270件超、平均築年数39.2年の築古マンションを買い取ります。築浅物件はもちろんのこと、築古物件でも弊社独自メソッドによる査定で高値買取致します。