マンション売却の家具・遺品整理における注意点

カテゴリ:マンション売却
投稿日:2023.07.23

マンション売却の家具・遺品整理における注意点

相続したマンションの売却をご希望の方から、「残された家具などの遺品整理をしなければならない」「遺品整理するためにはどのようにすれば良いか分からない」とのご相談を頂くケースが増えています。

そこでこの記事では、遺品整理の概要や遺品整理の進め方、業者に依頼する際の相場などを解説いたします。

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この記事でわかること
  1. 近年の遺品整理には「デジタル遺品」もあり、以前より遺品整理が大変
  2. 遺品整理は一人でやるよりも、少し時間を空けて親戚複数人で行うのがおすすめ
  3. 遺品整理業者に依頼した際の費用は20万~50万円程度が相場
  4. 東京テアトルの「直接買取」ならお部屋そのまま、遺品整理不要で売却

遺品整理とは?

遺品整理とは、故人の日用品や家財道具、資産などを整理する作業のことをいいます。

人が生きていればどうしても所持品や持ち物などが多くなり、人によっては量はさまざまです。

そのため、故人によって大量に保有している場合があり、その場合は遺品整理に時間がかかってしまう傾向にあります。

また、近年ではパソコンやスマートフォンといった「デジタル遺品」などもあるため、以前に比べると遺品整理は大変だといえます。

遺品整理を進める方法

遺品整理を進めるうえで、どのように進めたら効率的なのでしょうか。

遺品整理をするために意識したいことは以下の2点です。

  • 少し時間をおき、個人ではなく親族複数人で
  • 不動産売買の関係書類をまとめておく

それぞれ具体的にご紹介します。

少し時間をおき、個人ではなく親族複数人で

大切な方を亡くした喪失感は計り知れず、その方が使用していたものを見るたびに深い悲しみに襲われるかもしれません。

そのような状況では、おひとりでの遺品整理は精神的に堪える事でしょう。

そのため、可能であれば少し時間をおき、親族が集まることができるタイミングで遺品整理を進めると良いでしょう。

故人を想いつつ丁寧に整理していく作業を親戚同士で共有することで気持ちの整理にもつながります。

不動産売買の関係書類をまとめておく

遺品にはアルバムや思い出の品などのほか、遺言書や預金通帳、不動産の登記済権利証や関連書類などの重要な書類も含まれています。

特に不動産の書類は、分かりやすく仕分けして保管しておき、売却に備えておくことをおすすめします。

故人が物件などを保有していた場合は、不動産の登記済権利証(登記識別情報通知書)に加え、「購入時の売買契約書」があることが重要です。

相続した不動産を売却した場合、譲渡税(所得税、住民税)が発生します。

譲渡税は、マンションを売った金額から取得費と譲渡費用を差し引いた譲渡所得に対して課税されるものです。

主な計算式は以下の通りです。

売却金額-取得費-譲渡費用=譲渡所得

譲渡税をできるだけかからないようにするためには、購入時の売買契約書が重要であるということを覚えておいてください。

相続したマンションを売却したときの譲渡税については、下記の関連記事をご覧ください。

(参考:国税庁|建物の取得費の計算)

(参考:国税庁|取得費がわからないとき)

下記では譲渡税に関する具体的な例をご紹介します。

売却金額5,000万円のマンションの場合

売却金額5,000万円のマンションで購入時の売買契約書があり、購入代金(6,000万円)が分かる場合は以下の通りです。

マンションの購入代金(6,000万円)から、マンションの土地と建物のうち建物の所有期間中の減価償却相当額(2,500万円)を差し引いた金額に、仲介手数料など取得に要した費用(250万円)を加えた金額が、取得費(3,750万円)となります。

その際の譲渡所得は以下の通りです。

売却金額5,000万円-取得費3,750万円-譲渡費用250万円=譲渡所得1,000万円

購入時の売買契約書がなく購入代金が分からない場合は、概算取得費として「売った金額の5%」と計算することになっています。

5,000万円で売った場合、その5%の250万円が概算取得費となります。

その際の譲渡所得は以下の通りです。

売却金額5,000万円-概算取得費250万円-譲渡費用250万円=譲渡所得4,500万円

取得費(3,750万円)が概算取得費250万円より高くなる場合、譲渡所得(利益部分)が減ることで、課税対象額が減り税金が少なくなります。

遺品整理業者の費用・相場

遺品の整理を専門とした遺品整理業者がいることをご存知でしょうか。

思い出の品や形見の品と不用品を仕分けし、処分するものはまとめて廃棄するといった作業を一括で請け負ってくれます。

そんな遺品整理業者の費用は、エリアやマンションの専有部分の面積、遺品の量、その他条件(前面道路が狭い、マンションが階段のみなど)にもよりますが、およそ20万~50万円程度が相場です。

遺品整理業者は遺品整理を専門としているため、遺品のなかで必要となりそうなものへの心得があり、残置物撤去業者のように一律に捨ててしまうようなことはありません。

ただし、遺品整理業者の費用相場は一般の残置物撤去業者よりも高い傾向にあります。

遺品整理のプロに依頼!東京テアトルのサポートチームメンバー紹介

遺品整理のプロフェッショナルとして、東京テアトルのサポートチームメンバー「e品整理」をご紹介します。

主に以下の3つについて解説します。

  • 会社概要
  • 運搬車両別に見る概算料金
  • 家具や家電などの回収・買取、単価別料金
e品整理

会社概要

会社名 株式会社 開祥
本社所在地 〒232-0016 神奈川県横浜市南区宮元町2-41-1
代表者 上東 丙唆祥 (一般社団法人 日本遺品整理協会 顧問)
事業内容 遺品処理、遺品整理、生前整理、不用品回収(処分)引越し事務所移転(備品処分)、
遺品整理フランチャイズチェーン「e品整理」の運営本部

関連記事:専門家のご紹介

運搬車両別に見る概算料金

運搬車両別に見る概算料金
  • 厨房機器類は概算の料金とし要見積りとなります。
  • 運搬搬出費込の価格です。
  • 消費税は別途お支払となります。
  • 吊り作業は1点につき12,000円が加算されます。
  • 現場解体費は1点につき2,300円が加算されます。
  • 上記以外の「ゴミ袋入り」「雑多ゴミ」のほか、その他不用品に関してはお電話にてご回答するか、無料訪問お見積りが必要になります。
  • エレベーターなしの場合は以下の通りになります。【2階】合計金額の20%増 【3階】合計金額の30%増 【4階】合計金額の40%増 【5階】合計金額の50%増

家具や家電などの回収・買取、単価別料金

ソファーやベッドなどの家具や家電(キッチン、掃除・洗濯、空調など)といった各項目ごとに、回収単価と買取単価をカテゴリー一覧で確認できます。

また、搬出場所の状況などにより、追加費用が発生する場合があります。

e品整理の具体的な料金については下記の料金表から確認できるため、ご確認ください。

e品整理(株式会社開祥)料金表

「買取」なら遺品整理もお任せ

merit-irast

不動産会社が直接「買取」

「買取」とは、不動産買取会社が直接買主となり、マンションを買い取る方法です。

直接買い取ってくれるので、買ってくれる人を募集するための販売活動が不要、空室にしたり掃除してきれいにしたりする必要もありません。

そのため、「お部屋そのままで遺品整理や不用品処分もまとめてお任せで売却したい」といった要望にも対応してもらえます。

仲介会社を通しての販売活動では、売却価格がいつ確定するか分かりませんが、「買取」なら、査定後に確定した売却価格で買い取ってもらえます。

また、「何月何日までに売却したい」 といった売却時期の希望を調整してもらうことも可能です。

さらに、仲介会社が間に入らないため仲介手数料が不要で、その分手取り金額が多くなるということがあります。

東京テアトルの直接「買取」

東京テアトルではご希望日時を調整させていただき、ご訪問は1度だけで買取査定価格をご提示いたします。

また、不特定多数の購入希望者がマンションを見学に来ることもないため、ご近所の方にも知られず、最短5日でマンションを売却することも可能です。

下記の記事でも具体的に解説しているので、ご確認ください。

東京テアトルの直接買取の詳細についてはこちら

関連記事:相続したマンションを売却、相続税、手続き、売却時の税金

関連記事:マンション買取業者のおすすめはどこ?種類や選び方

30秒でわかる!東京テアトルの直接買取のメリット(ショートムービー)」はこちら

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マンション売却相談センターby東京テアトル ☎0120-900-881

まとめ

遺品整理の概要や進め方について解説しました。

遺品整理と一言でいってもさまざまなものを整理する必要があり、なかには不動産に関する書類などもあるため、仕分けを行って売却などに備えておく必要があります。

故人の荷物が多く、遺品整理に膨大な時間がかかってしまいそうという場合は、遺品整理業者に依頼するのも一つの手です。

遺品整理業者は残置物撤去業者と比べて費用が高くなってしまいますが、遺品整理のプロであるため、効率的に遺品整理を行うことができます。

その結果、それほど時間をかけずに整理することができ、不動産の売却などに備えることができるでしょう。

不動産関連を含めた遺品整理を行う際は、ぜひこの記事を参考に行っていただければ幸いです。

森田学(執筆
森田 学【宅地建物取引士】

1999年東京テアトル株式会社に入社。「テアトルタイムズスクエア」などの映画館の運営スタッフ業務、ラグジュアリーホテル「ホテル西洋銀座」ドアマン業務を経て2008年不動産関連部署に異動、区分所有マンションの売買を担当し現在に至る。

 マンションのご売却はご不明な点も多く、不安をお感じの方も大勢いらっしゃるかと存じます。
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