マンション売却する際ハウスクリーニングは必要?費用やメリットを解説

カテゴリ:マンション売却
投稿日:2022.04.04

マンション売却する際ハウスクリーニングは必要?費用やメリットを解説

マンションを売却するときに、ハウスクリーニングをしてきれいにしている人もいるという話を聞いたことがあるかもしれません。

しかし、クリーニング代がかかることを考えると、あまりやりたくないと考えるのももっともなことでしょう。

自分で掃除をしてしまえば解決すると考える人もいるかもしれませんが、本当にそれで大丈夫なのでしょうか?

今回は、マンション売却におけるハウスクリーニングについてご紹介いたします。

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この記事でわかること
  1. 業者を使わずにハウスクリーニングできるのか
  2. マンション売却時にハウスクリーニングをするメリット
  3. ハウスクリーニングが必要な場所と料金相場
  4. 自分でマンションのハウスクリーニングができる場所
  5. マンション売却時のハウスクリーニングに関する疑問と解答

業者を使わずにハウスクリーニングをすることは可能?

マンション売却をするときには、より高くスムーズに売れるようにしたいと誰もが考えます。そのために、少しでも購入検討者に好印象を持ってもらえるようにするのは大切なことです。

ハウスクリーニングを実施し、部屋をきれいに見せることも一つの手段です。しかし業者によるハウスクリーニングは費用がかかるため、自分でクリーニングをしようと考えるケースもあるでしょう。

業者に依頼せずハウスクリーニングをすることは可能です。ただし、全ての場所を誰もが納得してくれるような仕上がりにするのは容易ではありません。

特に水回りなど、積年の汚れは簡単には落ちにくく、プロに任せなければ困難なケースが多いのです。

そのため、マンション売却にあたっては専門業者に依頼してハウスクリーニングをすることをおすすめします。

マンション売却時に家をクリーニングするメリット

まずは、マンション売却時にハウスクリーニングを実施するメリットを紹介いたします。

  • 不動産会社の第一印象が良くなる
  • 売却決定までの期間が短縮できる
  • 内覧者から値引き交渉をされにくくなる

一つずつ、詳しく見ていきましょう。

不動産会社の第一印象が良くなる

マンションをより高く売るためには、不動産会社から高い査定価格を出してもらうことも重要です。「この価格なら成約できる」という自信をもって販売活動に臨んでもらうことが、早期成約につながります。

実は、同棟のマンションの一室であっても、第一印象で査定価格は大きく異なることがあるのをご存知でしょうか。

シミや匂いなどが残っていると、査定を依頼した仲介業者からの印象が悪くなり、査定価格が下がることは多々あります。

確かにハウスクリーニングは費用がかかります。しかし、それに見合った効果が得られる可能性が高いため、実施することをおすすめします。

売却決定までの期間を短縮できる

不動産仲介業者に依頼して売りに出した物件がなかなか売れない」というリスクを低減できるのも、ハウスクリーニングをするメリットです。

マンション売却を成立させるためには、買主が見つからなければなりません。

購入検討者が購入前に内覧をするのが一般的ですが、そのときにあまりにも汚れが目立ってしまうと、第一印象が悪くなり、売れ残ってしまう可能性が高いのです。

内覧の際には、できるだけきれいな状態にしておくことが早期売却のポイントです。

内覧者から値引き交渉をされにくくなる

早く売れるようになる可能性が高いだけでなく、内覧者から値引き交渉を申し込まれたときに不利にならずに済むのも、ハウスクリーニングをする大きなメリットです。

内覧の際に指摘可能な箇所があれば、それを材料に値下げ交渉をされる可能性は高いといえます。

その交渉材料としてよくあるのが、部屋の目立った汚れや匂いです。場合によっては大幅な値下げ交渉を打ち出されるケースもあるため、その対策として、きちんときれいにしておくのは欠かせないことです。

ハウスクリーニングをするべき場所と料金の相場

マンション売却の際にどこをハウスクリーニングをするべきなのか考えていきましょう。

結論からお伝えすると、ハウスクリーニングで重要なのは水回りです。浴室・洗面台・トイレ・キッチン・レンジフードの5ヶ所は押さえておかなければなりません。

一般的に水回りは使用しているとどうしても汚れてきてしまいますが、中古マンションの購入検討者にとっては、使用感を強く感じてしまうと嫌なイメージを持ってしまいます。

逆に水回りがきれいなら、部屋全体をきれいに使ってきた人が前の入居者だっただろうと考えてくれる傾向があるのです。

しかし、水回りの清掃は特に素人では難しい箇所で、専用の洗剤などが必須となります。また、洗剤を購入したとしても必ずきれいにできるという保証はありません。

【水回りの汚れ】ハウスクリーニング費用の相場

先ほど挙げた5ヶ所の水回りをハウスクリーニングする場合、かかる費用の相場はどのくらいなのでしょうか。

以下の表にまとめました。

  相場価格帯
浴室 10,000円~20,000円
洗面台 5,000円~15,000円
トイレ 6,000円~12,000円
キッチン 10,000円~20,000円
レンジフード 10,000円~20,000円

このように各箇所ごとに見ると、数千円から20,000円程度で収まるようになっています。

依頼する業者によってクリーニング費用にはかなりの違いがあり、同じような内容であっても倍近く価格が異なることもあるので注意が必要です。

状態によってはキッチンの大掃除をするのに丸一日かかってしまうことも多いことを考えると、プロに完璧な形で掃除してもらい1万円ほどで済むのであれば、コストパフォーマンスの面からみても良いのではないでしょうか。

個々に依頼すると高くなりがちですが、業者によっては複数の箇所を一括して依頼することで安くなる場合もあるので、ぜひ検討してみてください。

業者に依頼せずクリーニングできる場所と方法

水回りは徹底した掃除が必要なため、ハウスクリーニングを依頼することを強くおすすめします。

しかし、以下のような場所には軽微な汚れしかないことが多く、業者に頼まず自分で掃除することができます。

  • 居室全般(リビング・寝室など)
  • ベランダ・バルコニー
  • その他の共有部分
  • エアコン

ここからは、個人でできるクリーニングのポイントを解説していきます。

居室全般(リビング・寝室など)

内覧リビング

リビングや寝室などの居室全般については自分で簡単に掃除できる場所です。床と壁と天井がきれいになっていれば十分なので、雑巾などを使って水拭きをした後、乾拭きをしておけば問題ありません。

居室全般は、特に目立つ汚れがなければ指摘を受けることがない場所ですが、ほこりが積もっている場合は印象が悪くなります。

内覧をしてもらうときには直前に全室内を掃除し、汚れが目立たないようにしておきましょう。

ベランダ・バルコニー

内覧バルコニー

ベランダやバルコニーはハウスクリーニングに依頼をしなくても、掃除が可能なケースが多いです。

水洗いができるので、程度にもよりますが鳥の糞などの汚れがあったとしてもお湯で落とせることがあります。

また、落ち葉などが溜まっているのも問題視されやすいので、内覧の直前に掃き掃除をしてきれいにしておきましょう。

その他の共有部分

その他の共有部分として廊下やエントランス、エレベーターなどがありますが、マンションを運営している管理組合が掃除を担当する場所となるので、基本的に自分でやる必要はありません。

ただし、清掃業者に依頼をしている場合がほとんどであるため、清掃前のタイミングで内覧が入ってしまい印象が悪くなるということがあります。

特に部屋の前の廊下とエントランスに加え、マンションで共用しているゴミ捨て場の汚れはチェックしてきれいにしておきましょう。

エアコン

内覧の際は、可能な限り居心地の良い空間を演出する必要があるため、エアコンの中も丁寧に掃除しておきましょう。

エアコンもクリーニング業者に依頼すれば簡単に掃除してもらえますが、1万円以上かかってしまうことが多く、費用負担が大きいことは否めません。

フィルターの掃除だけならば、フィルターを外して掃除機で吸い取るだけで自分でも簡単にできます。必ず作業前にエアコンのコンセントを外してから行いましょう。

マンション売却時のハウスクリーニングに関するよくある疑問

マンション売却時のハウスクリーニングに関する、よくある疑問は以下の通りです。

  • ハウスクリーニング費用を負担するのは売主?買主?
  • 壁紙は張り替えるべき?

それぞれ回答していきます。

ハウスクリーニング費用を負担するのは売主?買主?

基本的には売主が負担します。

売買契約の締結前に買主から「費用を負担するからハウスクリーニングを済ませておいて欲しい」との要望があり、応じた売主がハウスクリーニングを依頼するというケースもあります。その場合は、「買主の要望に基づいて実施するハウスクリーニング代金○○○○○円(税込)は買主がその費用を負担する」と費用負担の内容を明記した売買契約書を双方合意により締結したうえで、買主負担とすることは可能です。

しかしながら、買主が購入後にハウスクリーニングやリフォームを依頼するパターンがほとんどでしょうから、ハウスクリーニング費用を買主が負担する旨の契約を締結、というのは少ないケースと言えます。

壁紙は張り替えるべき?

基本的に壁紙は張り替えなくても問題ありません。

張り替えるべき壁紙の判断基準は、大きな穴・匂い・極端な汚れがあるなどの状態です。

それ以外の状態であれば壁紙張り替える必要はなく、また張り替えたとしても、査定価格にはあまり影響はありません。

マンション売却にハウスクリーニングは必要?費用やメリットを解説のまとめ

マンションを高く早く売却するには、内覧に来た購入検討者への対応策の一つとしてハウスクリーニングを依頼することも重要です。クリーニングをする箇所は、水回りを最優先に考えてください。

安く適切な対応をしてくれる業者の情報を手に入れて、早めに依頼しておくことをおすすめします。

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森田学(執筆
森田 学【宅地建物取引士】

1999年東京テアトル株式会社に入社。「テアトルタイムズスクエア」などの映画館の運営スタッフ業務、ラグジュアリーホテル「ホテル西洋銀座」ドアマン業務を経て2008年不動産関連部署に異動、区分所有マンションの売買を担当し現在に至る。

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