藤和シティホームズと藤和不動産

カテゴリ:マンション売却の手続き・ノウハウ
投稿日:2021.11.25

藤和シティホームズと藤和不動産

価格が高すぎて手が届かなくなった新築マンションに代わり、中古マンションが人気です。

現在の新築マンションの供給戸数ランキングに登場するブランドに比べると、知名度は高くはないものの、かつては数多くのマンションを分譲しており、中古マンションのマーケットではメジャーな存在であるマンション分譲会社、マンションブランドがあります。

人気が高まる中古マーケットにおいて、きらりと光る個性と存在感を持ったマンション分譲会社、マンションブランドをご紹介したと思います。第1回目は藤和不動産藤和シティーホームズです。

藤和シティホームズは藤和不動産の分譲

藤和不動産とフジタの歴史、沿革

藤和不動産は1957年(昭和32年)の創業。ゼネコンのフジタ(当時は藤田組)が設立した不動産会社です。

フジタは広島に創業し、1970年の大阪万博のお祭り広場の大屋根工事を手がけるなど、準大手の一画を占め、全盛期には都市再開発に積極的に取り組むゼネコンとして知られていました。

藤和不動産は1960年代からのマンションデベロッパー

フジタはバブル期の用地買収などで多額の不良資産を抱え、立ち行かなくなり、2002年に不動産部門(ACリアルエステート。2005年に倒産)を分離した後、大和ハウス工業に買収され、同社系列の大和小田急建設と合併し、現在に至っています。

当初、藤和不動産は、フジタの営業支援の一環としてビル用地の買収や宅地造成事業などを手がけていましたが、その後、別荘地開発など独自の事業展開を進め(代表的な別荘地として那須ハイランドがあります)、60年代後半からはマンション開発に進出、70年代後半以降は首都圏のマンション供給戸数ではトップ10の常連であるマンション分譲会社大手として名を馳せました。

藤和不動産は、1972年に東証1部に上場しています。

藤和シティホームズなど藤和不動産のマンション

詳しくは後述しますが、藤和不動産が分譲したマンションのマンションブランドは下記の通りです。

アインス、グランノア、コープ、シティコープ、シティスクエア、シティホームズ、ハイタウン、BELISTA、ベルビ、マノワール、ライブタウン、リーデンススクエア(五十音順、出所:不動産経済研究所『全国マンション市場・40年史』)

不動産経済研究所『全国マンション市場・40年史』によると「BELISTA」の語源は、Best Life Stageの頭文字をとったとのことです。

藤和不動産の藤和シティホームズ等の分譲実績

藤和不動産の1973年から1980年の供給実績

1970年代列島改造ブームやオイルショックなど、景気の大きな波に左右されながらマンション市場は拡大。

🔲藤和不動産の分譲実績とランキング(全国)

1973年1974年1975年1976年
供給戸数1,148戸ー ー 533戸
ランキング13位ー ー 19位
1977年1978年1979年1980年
供給戸数960戸1,631戸2,013戸2,280戸
ランキング11位5位4位2位
出所:不動産経済研究所「全国マンション市場・40年史」/1974年75年はランキング外

藤和不動産は1960年代からマンション分譲を手掛けているマンション老舗企業のひとつであり、70年代後半以降は、供給戸数5位以内にランキングされるなど、すでに大手しての規模を誇っています。

藤和不動産は、いわゆる等価交換方式を創案した企業としても、知る人ぞ知る企業です。

等価交換方式とは、土地所有者が土地を提供し、ディベロッパーが建物費用を負担して、共同でマンション開発を行う共同事業のことです(同社はSDシステムと呼んでいました)。完成したマンションについて、それぞれの投資額に見合う応分の住戸を取得します。地権者にとってはマンションの住戸という形で資産が残り、ディベロッパーにとっては、土地を買収する費用やリスクを回避しながら事業機会が得られるというメリットがあります。マンション用地の取得が難しい都市部などにおいて、マンション開発を行う効果的な手法として注目を集めました。

この等価交換方式は、現在ではマンション開発はもちろん、借り入れをしないで土地の有効活用を図りたいなどの地権者のニーズに応える手法として、業界では当たり前になっています。藤和不動産は、業界に先駆け、税務上の立体買替え特例などを活用し、この等価交換方式を創り上げました。

等価交換方式によって藤和不動産が開発したマンションの第1号は、1976年に販売した「ライブタウン浜田山」です。

出所:三菱地所レジデンス 沿革

低層のタウンハウス形式による「ライブタウン浜田山」は、ヒューマンスケールのコモン空間を核とした街並みや緑豊かな景観が分譲当時から高く評価されました。その魅力は今でも色褪せておらず、藤和不動産はもちろん、日本の分譲マンションのマスターピースのひとつと言っても過言ではありません。

1977年には、等価交換方式のSDマンション「藤和錦糸町コープ」を着工しています。

藤和不動産の1981年から1990年の供給実績

1980年代、安定成長時代を迎え、マンション市場も成熟化。そして80年代後半の狂乱バブルへの時代へ。

🔲藤和不動産の分譲実績とランキング(全国)

19811982198319841985
供給戸数3021874214219291783
ランキング2位15位5位5位7位
19861987198819891990
供給戸数21411709106215031104
ランキング5位8位14位8位16位
出所:不動産経済研究所「全国マンション市場・40年史」

第4次マンションブームの後、1980年ごろからマンションの売れ行きは鈍化。各社はそれまでの画一的な商品に工夫を凝らし不況を乗り切ります。外壁タイル張り、オートロック、システムキッチンなど、今では当たり前となっている仕様が登場したのが80年代前半の時期です。

1980年代の藤和不動産は、新築マンション供給戸数の上位に名を連ねるマンション分譲大手でした。

藤和不動産の1991年から2000年の供給実績

1990年代は、バブル崩壊、地価下落を受けて都心回帰がブームに。一方で不良債権問題は不動産、金融業界の重しに。

🔲藤和不動産の分譲実績とランキング(全国)

19911992199319941995
供給戸数7751950361957125122
ランキング15位4位3位3位4位
19961997199819992000
供給戸数39302888220433384005
ランキング4位7位10位8位8位
出所:不動産経済研究所「全国マンション市場・40年史」

1990年のバブル崩壊を機に景気は後退しますが、地価の下落と低金利はマンション需要を押し上げ、マンション市場は、首都圏での供給戸数が8万戸を超える空前の活況を呈します。第6次マンションブームです。

藤和不動産はマンションブームの波に乗り、1990年代に供給戸数を増加させ、引き続きマンション分譲大手のポジションを維持しています。

1997年には、赤坂で公団のマンション建て替え事業(60戸から110戸)を行っています。

藤和不動産の2001年から2010年の供給実績

2000年代は、小泉政権下で都市再生・金融再生が進展。後半はミニバブルを経て、リーマンショックに至る時代。

🔲藤和不動産の分譲実績とランキング(全国)

20012002200320042005
供給戸数36854099383337154481
ランキング8位5位7位7位5位
20062007200820092010
供給戸数38123229335335873380
ランキング6位7位4位3位5位
出所:不動産経済研究所「全国マンション市場・40年史」

2000年代に入っても藤和不動産は、毎年コンスタントに3,000戸から4,000戸台の供給を続け、常時トップテンにランキングされるマンション分譲大手でした。

大手「メジャー7」だった藤和不動産の会社概要

藤和不動産は分譲マンション大手「メジャー7」の一社

下の表は首都圏における1990~2012年の22年間累計の新築分譲マンションの供給ランキングです。藤和不動産は堂々7位にランクインしています。

🔲首都圏の分譲マンション供給ランキング(1990~2012年)

ランキングマンションデベロッパー供給戸数
大京140,426
三井不動産レジデンシャル67,828
コスモスイニシア53,192
野村不動産44,732
住友不動産37,423
三菱地所レジデンス33,836
藤和不動産31,126
ダイヤ建設31,104
東急不動産25,809
10明和地所25,380
出所:不動産経済研究所「全国マンション市場・40年史」

2000年にマンション分譲大手7社は共同で新築分譲マンションの情報発信の試みをスタートさせました。現在まで続く「メジャー7(セブン)」と呼ばれる新築マンションポータルサイトです。

藤和不動産はその大手7社のうちの一社であり、当時の藤和不動産の存在感を物語るエピソードです(プレス資料 2000年より)。

出所:―ネーミングは「メジャー7(セブン)」に決定―

藤和不動産と「メジャー7(セブン)」各社の会社概要

🔲「メジャー7」スタート時点(2000年3月)の会社概要

メジャー7設立資本金従業員営業収入
藤和不動産S322586361290
住友不動産S248677892850
大京S3770018394202
東急不動産S283216342824
野村不動産S322014322706
三井不動産S16134413705740
三菱地所S1286518875652
出所:―ネーミングは「メジャー7(セブン)」に決定―/設立:年/資本金・営業収入:億円

藤和不動産は三菱地所レジデンスに

バブル崩壊後の藤和不動産、債務免除と経営不安説

高い水準で維持されていた供給戸数とは裏腹に、藤和不動産にとって1990年代以降の時期は、バブル崩壊による過剰債務問題が経営に重くのしかかった時期でした。1999年と2003年の二度にわたる債務免除が行われたにもかかわらず、結果的には同社の経営不安説は拭えませんでした。

三菱地所が藤和不動産を合併、完全子会社化

2004年の暮れも押し迫ったタイミングで、藤和不動産は三菱地所の傘下になることが発表され、三菱グループの信用力を背景に3度目の債務免除を受けるなどの経営再建計画が発表されました。さらにその後、2008年9月のリーマンショックにより、藤和不動産は会社更生法適用の瀬戸際まで追い詰められます。

出所:藤和不動産株式会社への資本参加及び藤和コミュニティ株式会社の子会社化に関するお知らせ

出所:三菱地所株式会社および藤和不動産株式会社の業務・資本提携強化について

最終的に藤和不動産は、2009年に三菱地所によって完全子会社化されることになり、2011年には三菱地所の住宅部門と統合されるかたちで、現在の三菱地所レジデンスに吸収合併されます。これによって藤和不動産はその54年にわたる歴史に幕を閉じることになります。

出所:株式交換契約締結に関するお知らせ

出所:住宅分譲事業統合に関する分割契約書締結のお知らせ(簡易分割)

出所:「三菱地所レジデンス株式会社」発足のお知らせ

🔲三菱地所レジデンス

本社設立資本金従業員営業収入
千代田区大手町195715010942058
出所:三菱地所レジデンスHP(2021年11月)/資本金・営業収入:億円

🔲藤和不動産が三菱地所によって完全子会社化された2009年の分譲マンション供給ランキング(全国)

ランキング分譲会社戸数
1大京4091
2住友不動産3959
3藤和不動産3587
4三井不動産レジデンシャル3002
5穴吹工務店2678
6野村不動産2604
7コスモスイニシア2407
8三菱地所2188
9大和ハウス工業2076
10あなぶき興産1523
出所:不動産経済研究所「全国マンション市場・40年史」

三菱地所よりもマンション分譲大手だった藤和不動産

藤和不動産が初めてマンションを手がけたのは1964年の「藤が丘マンション」、三菱地所のマンション第一号は1969年の「赤坂パークハウス」です。藤和不動産はマンション開発においては、同社を子会社化した三菱地所に先んじており、供給戸数の面でも凌駕していました。

出所:三菱地所レジデンス 沿革

前述した「首都圏の分譲マンション供給ランキング(1990~2012年)」では藤和不動産と三菱地所レジデンスの供給戸数はほぼ肩を並べており、前述してきたように1990年以前にまで遡れば、藤和不動産の供給実績は三菱地所レジデンスをはるかに上回っていました。

マンション分譲会社の老舗でかつ供給大手だった藤和不動産。

藤和不動産が消え去った経緯を改めて振り返ってみると、バブル崩壊とリーマンショックという2つの出来事のインパクトの大きさを改めて感じざるを得ません。この2度のショックを経た結果、財閥系と金融系の総合不動産会社が高いシェアを占めるという、現在の分譲マンション市場の構図が作り上げられました。

藤和シティホームズの管理会社は藤和コミュニティ

藤和コミュニティと藤和不動産流通サービス

藤和不動産の関連会社の藤和コミュニティ(管理会社)と藤和不動産流通サービス(仲介会社)も、親会社が三菱地所の傘下に入ったことを機に、三菱地所によって統合あるいは子会社化され、それぞれに管理会社は三菱地所コミュニティ、仲介会社は三菱地所ハウスネットと社名を改めて、現在に至っています。

🔲三菱地所コミュニティ株式会社

設立資本金従業員数管理戸数
19891億円5497約33万戸
出所:三菱地所コミュニティHP(2021年11月)/ダイヤコミュニティー設立1989年、藤和コミュニティ設立1969年

出所:三菱地所コミュニティ 沿革

🔲三菱地所ハウスネット株式会社

設立資本金従業員数売上
19841億円5078515
出所:三菱地所ハウスネットHP(2021年11月)/売上単位:百万円

出所:「藤和不動産流通サービス株式会社」が社名変更「三菱地所ハウスネット株式会社」

那須ハイランドと湘南ベルマーレ

藤和不動産に関する意外な歴史をお伝えしましょう。

サッカーJリーグに加盟する湘南ベルマーレは、もともとは那須ハイランドのリゾート開発会社だった藤和那須リゾートに1968年に創設された藤和不動産サッカー部がその前身です。藤和不動産の当時の社長だった藤田正明の「野球はアメリカと日本だけ。将来、必ずサッカーの時代が来る」、「強くなるためにはプロを作らないとダメだ」との持論に基づいたものだったそうです。オーナー企業とはいえ、60年代にプロサッカーチームを創設するところに、藤和不動産という企業の持っていた進取の気概を感じます。

出所:湘南ベルマーレwikipedia

出所:藤和不動産サッカー部wikipedia

藤和不動産の藤和シティホームズ、シティコープ

藤和不動産のマンションブランド

藤和不動産のマンションは、当初は「コープ」や「ハイタウン」や「ライブタウン」などのネーミングで供給されていました。最もメジャーなブランド名は「シティーホームズ」でしょう。そのほか「アインス」、「リーデンススクエア」、「グランノア」などの複数のマンション名も使われていました。バブル期には「マノワール」というブランドで億ションなども手掛けています。

藤和シティホームズからBELISTA(ベリスタ)

2007年の創業50周年を機にこれらの複数のブランド名は「BELISTA(ベリスタ)」に統一されました。

藤和不動産は、2009年7月に藤和シティコープ、藤和シティホーム、BELISTAなどのマンション供給戸数10万戸を達成しています。

藤和シティホームズ、シティコープ、BELISTAの中古相場

以下では、藤和不動産のマンションが中古市場で取引される場合の実際の取引状況をみてみましょう。

後述する表は、藤和不動産の主力ブランドに関して、東日本レインズに登録された2020年1月から2021年10月までの期間に成約した物件の都道府県別の成約価格、専有面積、㎡単価、築年数の平均値を示しています。

これらはあくまでも平均値で示される姿であり、実際の物件によって、その成約価格や専有面積や築年数はさまざまであることは言うまでもありません。一方で平均値から見えてくるものもあります。

例えばあなたが、藤和不動産のマンションを相続などで取得し、「一体このマンションはどのくらいで売れるのだろうか?」などに疑問を持った場合、物件の市場価値をアバウトに把握するためなどの役に立つのではないでしょうか。

では、具体的に見てみましょう。

首都圏の藤和シティホームズ等の中古マンション相場

成約価格㎡単価専有面積築年数成約件数
シティコープ2,41141.5558.0128.1981
シティホームズ4,12561.8066.7520.50195
BELISTA4,31565.4265.9611.28144
出所:東日本レインズの2020年1月~21年10月成約事例420件を弊社が集計/成約価格・㎡単価の単位:万円/専有面積の単位:㎡

以下では、都道府県別のデータと実際に成約した住戸の概要などを掲載しています。

東京都の藤和シティホームズ等の中古マンション相場

成約価格㎡単価専有面積築年数成約件数
シティコープ3,10061.1450.7028.1331
シティホームズ4,74774.5563.6820.73115
BELISTA4,78076.0562.8610.8575
出所:東日本レインズの2020年1月~21年10月の東京都の成約事例221件を弊社が集計

【藤和不動産3ブランドの東京都成約事例221件最安値・最高値】

成約藤和シティコープ代田橋
BELISTA四谷大京町成約

神奈川県の藤和シティホームズ等の中古マンション相場

成約価格㎡単価専有面積築年数成約件数
シティコープ2,21236.5860.4828.9327
シティホームズ3,52149.6870.8720.3444
BELISTA4,39164.8967.6711.6237
出所:東日本レインズの2020年1月~21年10月の神奈川県の成約事例108件を弊社が集計

【藤和不動産3ブランドの神奈川県成約事例108件最安値・最高値】

藤和シティコープ大倉山駅前成約
BELISTAタワー東戸塚成約

埼玉県の藤和シティホームズ等の中古マンション相場

成約価格㎡単価専有面積築年数成約件数
シティコープ1,68525.4966.1228.0911
シティホームズ3,13044.8769.7618.5319
BELISTA3,01243.5669.1411.6523
出所:東日本レインズの2020年1月~21年10月の埼玉県の成約事例53件を弊社が集計

【藤和不動産3ブランドの埼玉県成約事例53件最安値・最高値】

藤和シティコープ三郷成約
藤和シティホームズ大宮氷川参道成約

千葉県の藤和シティホームズ等の中古マンション相場

成約価格㎡単価専有面積築年数成約件数
シティコープ1,74227.2563.9126.7512
シティホームズ2,59035.2573.4821.5317
BELISTA3,46045.1276.6812.449
出所:東日本レインズの2020年1月~21年10月の千葉県の成約事例38件を弊社が集計

【藤和不動産3ブランドの千葉県成約事例38件最安値・最高値】

藤和シティコープ千葉天台成約
藤和シティホームズ津田沼ウェルデンス成約

藤和シティホームズ、シティコープ、BELISTAの中古相場を比較

東京神奈川埼玉千葉首都圏
シティコープ3,1002,2121,6851,7422,411
シティホームズ4,7473,5213,1302,5904,125
BELISTA4,7804,3913,0123,4604,315
出所:東日本レインズの2020年1月~21年10月成約事例420件を弊社が集計

成約価格は立地するエリアによって大きく変わります。東京都の平均値をみると、「藤和シティーコープ」は3,100万円、「藤和シティーホームズ」は4,747万円、「BELISTA(ベリスタ)」は4,780万円です。

神奈川では「藤和シティーコープ」は2,212万円、「藤和シティーホームズ」は3,521万円、「BELISTA(ベリスタ)」は4,391万円です。

埼玉では「藤和シティーコープ」は1,685万円、「藤和シティーホームズ」は3,130万円、「BELISTA(ベリスタ)」は3,012万円です。

千葉では、「藤和シティーコープ」は1,742万台、「藤和シティーホームズ」は2,590万円、「BELISTA(ベリスタ)」は3,460万円です。

藤和シティホームズ、シティコープ、BELISTAの築年数を比較

東京神奈川埼玉千葉首都圏
シティコープ28.1328.9328.0926.7528.19
シティホームズ20.7320.3418.5321.5320.50
BELISTA10.8511.6211.6512.4411.28
出所:東日本レインズの2020年1月~21年10月成約事例420件を弊社が集計

ブランド別の築年数は、首都圏平均で、「藤和シティーコープ」は築約28年、「藤和シティーホームズ」は築約20年、「BELISTA(ベリスタ)」は築約11年です。各エリア別でみても、築年数は大きくは変りません。

平均築年数から、それぞれのブランドが供給された時期が伺えます。「藤和シティーコープ」は1980年代から1990年前後の時期、「藤和シティーホームズ」は2000年前後、「BELISTA(ベリスタ)」は先に言及したように2007年から供給されたブランドであり、その供給された時期を反映した結果になっています。

藤和シティホームズ、シティコープ、BELISTAの専有面積を比較

東京神奈川埼玉千葉首都圏
シティコープ50.7060.4866.1263.9158.01
シティホームズ63.6870.8769.7673.4866.75
BELISTA62.8667.6769.1476.6865.96
出所:東日本レインズの2020年1月~21年10月成約事例420件を弊社が集計

専有面積は、首都圏平均でみると、築年が古い「藤和シティーコープ」は約58㎡、「藤和シティーホームズ」、「BELISTA(ベリスタ)」は、65㎡前後と一回り広い水準です。「藤和シティーホームズ」、「BELISTA(ベリスタ)」はブランド名は違いますが、両ブランドともファミリータイプ(3ldk)の商品が主力であったことが伺えます。これら平均に比べ、東京都の物件は概して狭い傾向が見て取れます。

藤和シティホームズ、BELISTAなどの中古マンションが人気

中古マンションが人気なのは、価格が安いからだけではありません。

新築よりも駅近、良好な環境、好イメージの立地の物件が手に入りやすい、フルリフォームやリノベーションによって新築に劣らない設備・仕様をリーズナブルに実現できる、さらには新築では難しい自分のテイストにあった内装や間取りづくりなども可能です。また、建物の耐震性に大きく影響する地盤や建物形状などを実際の目で確かめられるなど、立地、商品性、安心感の面で新築にはないメリットがあるからです。

マンションディベロッパーの老舗の一社であり、往時は供給数Top10の常連の大手企業で、等価交換方式を創案するなど、業界に先駆ける新しい発想で注目を集めた藤和不動産をご紹介いたしました。

おすすめ藤和シティホームズ物件一覧、成約価格

おすすめ藤和シティホームズの物件概要と成約事例、相場価格をご紹介します。

1990年代分譲の藤和シティホームズ

🔲藤和シティホームズ代々木

所在徒歩築年戸数
渋谷区代々木4初台8199446
成約年月成約面積階数方位
H28年4月515063.104北東
H28年3月690076.445南西
H29年5月290036.972
出所:東日本レインズ当該物件成約事例直近3件/成約単位:万円/面積単位:㎡

🔲藤和シティホームズ住吉

所在徒歩築年戸数
江東区住吉1住吉199458
成約年月成約面積階数方位
R3年7月498071.721
H30年9月400067.725
H29年5月410071.724
出所:東日本レインズ当該物件成約事例直近3件/成約単位:万円/面積単位:㎡

🔲藤和シティホームズ武蔵小杉

所在徒歩築年戸数
中原区小杉町1武蔵小杉4199527
成約年月成約面積階数方位
H30年10月350056.003
H30年3月351056.388西
H27年12月352054.345西
出所:東日本レインズ当該物件成約事例直近3件/成約単位:万円/面積単位:㎡

🔲藤和シティホームズ高輪台

所在徒歩築年戸数
品川区東五反田3高輪台2199735
成約年月成約面積階数方位
R2年2月590065.193南東
H30年9月530058.7711南東
H29年9月580065.1910南東
出所:東日本レインズ当該物件成約事例直近3件/成約単位:万円/面積単位:㎡

🔲藤和シティホームズ東陽町

所在徒歩築年戸数
江東区東陽4東陽町1199853
成約年月成約面積階数方位
R3年3月548073.173
R2年10月310038.297西
R1年9月400057.077西
出所:東日本レインズ当該物件成約事例直近3件/成約単位:万円/面積単位:㎡

🔲藤和シティホームズ板橋区役所前

所在徒歩築年戸数
板橋区板橋2板橋区役所前4199866
成約年月成約面積階数方位
R3年3月194030.4913西
R1年5月418073.604
H30年1月419071.155
出所:東日本レインズ当該物件成約事例直近3件/成約単位:万円/面積単位:㎡

🔲藤和シティホームズ三鷹下連雀

所在徒歩築年戸数
三鷹市下連雀4三鷹13199841
成約年月成約面積階数方位
R3年8月468069.923西
H29年6月374066.407
H28年2月558093.647西
出所:東日本レインズ当該物件成約事例直近3件/成約単位:万円/面積単位:㎡

2000年代分譲の藤和シティホームズ

🔲藤和シティホームズ綾瀬

所在徒歩築年戸数
足立区綾瀬1綾瀬8200043
成約年月成約面積階数方位
R3年7月305066.154
R1年12月281073.503
H29年6月305081.021
出所:東日本レインズ当該物件成約事例直近3件/成約単位:万円/面積単位:㎡

🔲藤和シティホームズ桜木町

所在徒歩築年戸数
西区花咲町4桜木町7200057
成約年月成約面積階数方位
R2年1月420060.517
R1年12月430067.578
R1年7月359060.518
出所:東日本レインズ当該物件成約事例直近3件/成約単位:万円/面積単位:㎡

🔲藤和シティホームズ大宮氷川参道

所在徒歩築年戸数
大宮区東町1大宮8200173
成約年月成約面積階数方位
R3年7月599983.182
R2年11月448072.3114
H27年3月345071.263
出所:東日本レインズ当該物件成約事例直近3件/成約単位:万円/面積単位:㎡

🔲藤和シティホームズ恵比寿

所在徒歩築年戸数
渋谷区恵比寿1恵比寿7200262
成約年月成約面積階数方位
R2年10月295028.063
H30年10月667055.318
H28年2月725064.1012
出所:東日本レインズ当該物件成約事例直近3件/成約単位:万円/面積単位:㎡

🔲藤和シティホームズ本所吾妻橋

所在徒歩築年戸数
墨田区東駒形4本所吾妻橋5200235
成約年月成約面積階数方位
R2年5月460070.086
H26年10月334055.978
H25年11月348070.082
出所:東日本レインズ当該物件成約事例直近3件/成約単位:万円/面積単位:㎡

🔲藤和シティホームズ池袋駅前

所在徒歩築年戸数
豊島区西池袋3池袋3200544
成約年月成約面積階数方位
R3年5月758071.22西
R2年9月700071.2212西
H30年12月665071.2210西
出所:東日本レインズ当該物件成約事例直近3件/成約単位:万円/面積単位:㎡

藤和シティホームズと藤和不動産まとめ

藤和シティホームズを分譲した不動産会社は?

藤和シティホームズ、藤和シティコープ、BELISTA(ベリスタ)を分譲した不動産会社は、藤和不動産です。

藤和不動産の歴史、沿革などの詳しくはこちらをご覧ください。

藤和シティホームズなど藤和不動産のマンション分譲戸数は?

藤和不動産は、1970年代後半から全国マンション分譲戸数ランキングトップ10に入るマンションデベロッパー大手です。

藤和シティホームズ、藤和シティコープ、BELISTA(ベリスタ)など藤和不動産のマンション分譲戸数の詳しくはこちらをご覧ください。

藤和不動産のマンション管理していた藤和コミュニティの今は?

藤和シティホームズ、藤和シティコープ、BELISTA(ベリスタ)などの藤和不動産が分譲したマンションの管理会社藤和コミュニティは、三菱地所グループの三菱地所コミュニティと合併しています。

藤和コミュニティなど藤和不動産の関連会社の現在についての詳しくはこちらをご覧ください。

藤和不動産の藤和シティホームズなどの中古マンション相場は?

直近の東日本レインズの成約事例420件を使って、藤和不動産が分譲した下記マンションの中古相場を算出しました。エリア別の成約価格、築年数、専有面積、㎡単価などの詳しくはこちらをご覧ください。

  • 藤和シティコープ相場価格:2,411万円
  • 藤和シティホームズ相場価格:4,125万円
  • BELISTA(ベリスタ)相場価格:4,315万円


大村先生(執筆
大村哲弥 有限会社プロジェ代表  projet-ltd.co.jp/

1984年、セゾングループのディベロッパー株式会社西洋環境開発に入社。住宅・マンション事業のマーケティング・商品企画・事業企画に従事する。バブル前夜からバブル崩壊とその後のカルチャーシーンのなかで20歳代、30歳代を過ごし、不動産ビジネスに携わる。1996年、有限会社プロジェ設立。不動産・住宅・マンション分野のコンサルティング・商品企画・建築デザイン・プロモーション戦略・執筆などを手がける。東京工業大学大学院修了。一級建築士。

本・映画・音楽・アート・デザイン・ファッション・都市・建築・食・料理・旅・暮らし・街歩きなどのフィールドを横断的に渉猟・論考するブログを主宰。