最短で売りたい!マンションを早く売却する方法

カテゴリ:マンション売却
投稿日:2021.05.13

最短で売りたい!マンションを早く売却する方法

マンション早く売却したい、最短売りたいというご要望を頂きます。

この記事では、中古マンションを早く売るための注意点と最短で売却できる売却方法をご紹介していきます。

仲介会社の「仲介」で早く売却するには

仲介会社に売却を依頼

中古マンションを売却する場合、不動産会社に売却を依頼します。

不動産会社もいろいろありますが、テレビのCMでよく見かける「三井のリハウス」「東急リバブル」「野村の仲介+」など売買仲介をメインとする仲介会社に依頼します。

仲介は、仲介会社が売主と買主の間に立って販売活動、契約条件の交渉などを行い契約を成立させることです。

◆仲介で売却

最短で売りたい!マンションを早く売却する方法、仲介会社に売却を依頼

売主様は、正式な売却依頼の証として仲介会社と媒介契約を締結します。仲介会社は、売却の依頼を受けた物件の販売活動を行ないます。

売買契約が成立した時に、売主様は媒介契約に定めた仲介手数料を仲介会社に支払います。

仲介会社は、契約条件の調整、売買契約書の作成、契約締結から部屋の引渡しや代金受領までの業務を行ってくれます。

仲介でマンションを早く売却とは

仲介会社は、スーモやチラシなどの広告を入れたり、他の仲介会社に物件を紹介するなどの販売活動を行ないます。

仲介ではこの販売活動が必須で、いつ買主が見つかるか分からないこと、売却完了のスケジュールがたて難いことなどが仲介のネックです。

「マンションを早く売却」とは、この販売活動で買主をいかに早く探すかということになります。但し、購入検討者が物件を気に入って買主となるかはコントロールできないという難しさがあります。

マンションを早く売却するための注意点

販売活動に関する注意点

早く売却するには、たくさんの購入検討者に部屋を見学してもらうことが必要です。そして見学の際「綺麗でいい部屋」と思ってもらうことが必要です。

早く売却するための販売活動に関する注意点は下記の通りです。

  • 広告に掲載する室内の写真は明るく綺麗に撮影
  • 間取りや収納が分かるように広告掲載写真の点数を多く
  • 室内の掃除や片づけを徹底的にして第一印象アップ
  • 印象が悪くならないよう故障や不具合は修理、補修
  • 見学希望の申し込みには出来る限り応じる

最も重要なのは価格設定

マンションを早く売却するための最重要な注意点は、販売する価格を相場よりも割安な設定にすることです。

相場より割高な物件を慌てて購入してくれる人は極めて少ないので、割高な価格の物件はずーっと売れないか、売れるとしても時間がかかります。逆も真なりで、割安な価格であれば急いで購入をしてくれます。

誰もが高い買い物をしたいとは思いませんし、割安であれば早く買いたくなりますよね。

割安な価格で早く売れている事例

■さいたま市の築13年のマンション(価格:万円)

成約日2020/72020/62019/42018/3
物件名値引200万割安価格売出強気長期化
価格①3780298038803480
価格②348036803380
価格③35803180
階数5階3階2階2階
面積:㎡68.0373.2675.2270.01
面積:坪20.5822.1622.7521.18
方位西
角部屋北角東角
成約3280290035003180
坪単価159.4130.8153.8150.2
※坪単価は、成約価格を専有面積(坪)で割ったもので、1坪あたりの価格をあらわしています。

上記の表は、さいたま市の築13年のマンションの成約事例です。

物件名「割安価格」は早く売らなければならない事情があり、販売開始から割安な価格設定にしていました。結果販売開始からすぐに成約となりました。

物件名「長期化」は、同じマンションですが、成約まで8ヶ月かかっています。

ずーっと売れなかった物件が突然売れる事例

弊社は売主として、年間200件前後のリノベーションをした中古マンションを売っています。

このリノベーション済みマンションを売る時、一定の期間が経過しても売れなければ価格を自動的に100万円単位で下げます。

すると相場と比べて割安になった瞬間に突然問い合わせが急増するということが良くあります。前週までは部屋の内覧見学が0か1件程度だったのに、割安になった週は突然内覧見学が5件ということあります。

そしてすぐに購入申込が入り契約に至るということが多数あります。

至極当然なことですが、相場より割安な価格設定がマンションを早く売るための鉄則です。

早く売れない、売れ難いマンション

仲介で売るのは中古マンションの人気投票

購入検討者は、たくさんの物件のなかから条件の良い物件(人気物件)を探すことになります。

当然条件の良い物件(人気物件)から売れることになるので、悪い条件が重なる物件は売れ残る確率(早く売れない)が高くなります。

  • 販売価格が割高
  • 不人気エリア
  • 内装が経年劣化、水回りに故障が多い
  • 部屋が汚い、荷物が多いなど第一印象が悪い
  • 築年数が古い
  • バス便、エレベーター無し、1階など住戸条件が悪い
  • 事件事故物件(自殺、孤独死、雨漏り水漏れ等)

逆に価格が割安、人気エリア、部屋が綺麗、築年数が新しい、駅近、眺望が良いなどの良い条件(プラス評価)が多い物件は早く売れる確率が高くなりま

弊社の販売長期化事例

前述したように築古、1階、駅徒歩15分超、バス便などが目立ちます。

マンション名所在販売期間駅分
ロイヤルクレスト下永谷横浜市51811下永谷172
代々木ニューハイツ渋谷区51642代々木71
ウィンザーハイム第2桜新町世田谷区46139桜新町31
日神パレステージ鶴川川崎市44313鶴川101
グランドメゾン三渓園横浜市43033根岸バス3
コンドミニアム上井草杉並区42544上井草127
パークシティ溝の口川﨑市42536溝の口1010
レゾン中央林間大和市41813中央林間53
宮崎台北パークホームズ川﨑市41134宮崎台85
西葛西ガーデンハウス江戸川区40019西葛西131

マンション売買のプロである弊社でも、販売開始から売買契約まで400日を超えるような物件が上記のように発生します。

売り難い物件も最短で売却できる売却方法

不動産会社のマンション買取が最短

「マンション買取」とは、マンションを売却するとき、マンションを不動産会社に買い取ってもらう売却方法です。

不動産会社が、自ら買主となってあなたの所有するマンションを購入(買取)してくれます。

最短で売りたい!マンションを早く売却する方法、買取
マンションの買取

「マンション買取」の最大の特長は、個人の買主を広告などで探す販売活動が不要です。だから早い、最短です!

販売活動が不要なので契約までの期間が短く、プロである不動産会社が購入(買取)するので、現金化までの期間が短くなります。弊社の場合、最短5日で現金化が可能です。

売却前の準備も最短、最少

「販売活動に関する注意点」で説明してきましたが、仲介で売却する場合、室内の掃除や荷物の片づけ、故障箇所の修理や補修などが必要になります。

弊社の買取なら、故障不具合箇所の修理やリフォーム、掃除や荷物の片づけも不要です。売却前の準備にかかる時間、手間や費用も少なく済みます。

「仲介」と手数料が「かかる買取」と「0円の買取」

【仲介】

売主様は、仲介会社(不動産会社)に売却の依頼をして買主を探してもらいます。広告や内見などの販売活動をして主に個人の買主を探してもらいます。

仲介会社と媒介契約を締結して、売買契約成立時には仲介手数料を支払います。

最短で売りたい!マンションを早く売却する方法、仲介

【仲介手数料かかる買取】

売主様は、仲介会社(不動産会社)に売却の依頼をしてマンション買取業者を探してもらいます。広告や内見などの販売活動は必要ありません。

仲介会社と媒介契約を締結して、売買契約成立時には仲介手数料を支払います。

最短で売りたい!マンションを早く売却する方法、仲介手数料かかる買取

【仲介手数料0円買取】

売主様は、直接マンション買取業者(不動産会社)に買取の依頼をします。買取業者が自らマンションを買い取るので、広告や内見などの販売活動は必要ありません。

マンション買取業者と直接売買契約をするので、仲介手数料は不要です。

最短で売りたい!マンションを早く売却する方法、仲介手数料0円買取
直接買取

買取最短、仲介の売却期間

売却に要する平均期間は約3ヶ月

公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の2019年度首都圏不動産流通市場の動向(2020年(令和2年)4月17日)に下記のようなデータがあります。

販売開始(物件登録)から成約に至る日数

年度中古マンション前年比中古戸建土地
200966.7日3.0%90.4日111.3日
201064.7日-3.0%83.6日110.7日
201169.9日8.0%83.2日93.6日
201279.9日14.3%87.5日101.7日
201375.9日-5.0%88.5日100.6日
201470.3日-7.4%88.4日91.1日
201564.9日-7.7%89.6日85.9日
201671.6日10.4%92.4日93.1日
201775.8日5.9%91.0日85.5日
201879.4日4.7%96.2日85.0日
201982.4日3.7%100.1日91.5日
単位:日、%

上記日数は、不動産会社が東日本レインズに物件登録してから成約登録するまでの平均日数です。言い換えるとマンションの販売開始から売買契約締結までの期間ということになります。

細かい話しは省きますが、レインズの登録には、専任媒介7日、専属専任媒介5日の猶予があります。

なので平均すると表の日数に約6日を足した日数、2019年度であれば88.4日が、販売を開始してから成約するまでの平均日数=期間ということになります。

これが巷で言われている約3ヶ月の根拠だと思われます。年々成約に至る期間が長期化しています。

販売の準備と契約から現金化迄の期間

実際には、下記の通り部屋の片づけや掃除など売却準備、不動産会社への売却相談、売却査定や媒介契約締結までの期間、売買契約締結後残代金決済・引渡しまでの期間がプラスされますので、合計すると平均売却期間は5ヶ月以上の期間がかかります。

販売活動が長引けば、6ヶ月~1年かかることもあります。

売却開始から現金化までにかかる期間、販売準備から現金化までの流れ

最短の買取、平均売却期間5ヶ月以上の仲介、あなたはどちらを選びますか?

最短で売りたい!マンションを早く売却する方法まとめ

仲介で早く売却するため必要なことは?

仲介で早く売却するには、出来る限り多くの購入検討者に見学してもらい、物件を気に入ってもらうことが必要です。

見学を増やし、早く気に入ってもらうための注意点はこちらをご覧ください。

仲介の売却にかかる平均的な期間は何ヶ月?

仲介で中古マンションの売却に要する平均期間は約3ヶ月です。

売却の準備から売却完了までの期間など詳しくはこちらをご覧ください。

最短でマンションを売却する方法を教えてください

不動産会社のマンション買取なら短期間で売却が可能です。東京テアトルの直接買取であれば最短5日で現金化が可能です。

詳しくはこちらをご覧ください。

早く売れない、売れ難いマンションを教えて

価格が割高、駅から遠いなど悪い条件が重なる物件は売れ残る(早く売れない)確率が高くなります。

悪い条件の詳細など詳しくはこちらをご覧ください。


森田学(執筆
森田 学【宅地建物取引士】

1999年東京テアトル株式会社に入社。「テアトルタイムズスクエア」などの映画館の運営スタッフ業務、ラグジュアリーホテル「ホテル西洋銀座」ドアマン業務を経て2008年不動産関連部署に異動、区分所有マンションの売買を担当し現在に至る。

 マンションのご売却はご不明な点も多く、不安をお感じの方も大勢いらっしゃるかと存じます。
 マンション専門に年間200件以上、取引築年数平均が30.8年と築古物件が得意な弊社が独自メソッドによる査定で高値買取致します。円滑で安心なお取引の一助となれば幸いです。