マンション売却で注意すること①(瑕疵担保責任)

カテゴリ:マンション売却ノウハウ編
投稿日:2019.07.25

瑕疵担保責任をご存知ですか?

瑕疵=欠陥、欠点、キズ

マンションなどの不動産を売却した後に、万が一欠陥が見つかったら、原則として売主は瑕疵担保責任を負わなければならないことになります。

瑕疵とは雨漏り水漏れ設備の故障など欠陥のことで、瑕疵担保責任の対象となるのは、買主が注意しても確認できなかった”隠れた瑕疵”が対象となります。

と言われてもあまりピンとこないと思います。今回ちょうど事例として分かり易い物件を買取しましたのでご紹介をいたします。

【大手デベロッパー分譲、上場ゼネコン施工物件/築22年】

ウォークインクローゼットの床が少し浮いているのに気が付いたのは、弊社が物件の引き渡しを受けて、リフォーム工事の打ち合わせに行った時のことでした。

〈契約前の訪問査定時のウォークインクローゼット〉見た目には床下が腐食しているとは分かりませんでした。

 

〈ウォークインクローゼットの床を剥がした状態〉フローリングを剥がしてみて、初めて二重床が腐食していることが分かりました。これが”隠れた瑕疵”です。二重床は溜まった水の湿気によって腐食している状態でした。

〈ウォークインクローゼットから居室側に出てきた箇所〉水が薄く溜まっているのが分かります。

 

〈もう少し居室の中央に出てウォークインクローゼット見る〉ウォークインクローゼット側から居室側に水が流れ出ているのが分かります。

時間が更に経過すれば居室側の二重床の腐食がすすみ、床の浮きや沈み込みなどが起きていたと想像されます。

〈フローリングを剥がす前の居室〉見た目では二重床の下に水が流れ出していることは分かりません。

 

最初にも書きましたが、原則として売主は瑕疵担保責任を負わなければならことになります。従って今回のようなケースでは、二重床などの修補をしなければならないことになります。

やっかいなのは、水漏れの原因。水がどこから漏れてきているのかを突きとめるのに結構時間や労力がかかることがあります。

買主へ引渡し決済(売買代金全額受領)後であれば、当然買主は「こんな水が溜まっているマンションを購入したつもりはない」とクレームを言ってくるのが想像できます。

引渡し決済前に偶然発覚した場合は、当然に「こんなマンションの決済(残代金支払い)はできない、直してください」という展開になると想像できます。学校の入学、賃貸を既に解約などの理由で引越し時期が決まっている場合は、更に問題は深刻になります。

 

このような隠れた瑕疵は、隠れているので売却前に注意をするといっても限界があります。

このような事態を避けるには、買主と合意することが前提ですが、契約の条件に”瑕疵担保責任の免責”を入れる方法があります。

築年数が古かったり、空き家状態が長かったり、一度もリフォームしてなかったり等で、隠れた瑕疵に起因する売却後のトラブルなどがご心配なら、売却を依頼する不動産屋さんにご相談されることをお勧めします。

 

東京テアトルの直接買取なら売主様の瑕疵担保責任免責です。従って今回の水漏れが発覚したマンションの売主様は、原因を突きとめて修補をする責任や義務はありません。(追加の費用や手間がかかりません)

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