【2024年版】リースバック大手のおすすめランキング、一括査定の解説も
カテゴリ:マンション売却
投稿日:2024.08.16
リースバックとは、住宅の所有者が不動産を一旦業者に売却し、その後、買主と賃貸借契約を結んで同じ家に住み続ける仕組みです。このリースバックは、急な資金が必要になってしまった際や、住環境を変えずに住宅ローンの負担を軽減したい場合などに有効です。本記事では、2024年最新版のリースバック大手ランキングと一括査定の比較を基に、業者毎に強みやサービス内容を詳しくご紹介します。信頼できる優良業者を選ぶための参考にしていただければ幸いです。
目次
リースバックとは?基本情報を解説
リースバックは、所有している住宅を売却しつつもそのまま住み続けることができる不動産取引の形態です。主に資金繰りの改善や老後の生活資金の確保、住宅ローンの返済負担の軽減を目的とします。優良なリースバック業者を利用することで、迅速かつ安心してこのプロセスを進めることができます。一般的に、物件の売却代金を資金として即時に受け取れ、預かった金額を基に家賃を設定するため、資金計画を立てやすいのも特徴です。しかし、売却の金額はリースバック契約を交わさずに売却する際の金額よりも大幅に下がってしまう点には注意しましょう。
【2024年版】リース大手8社のおすすめランキング
リースバックを検討している方々にとって、信頼できる業者を選ぶことは非常に重要です。多くの選択肢がある中で、今回は2024年版のリース大手8社について、おすすめランキング形式でご紹介します。各社の特徴やメリットを比較し、自分に最適な業者を見つける参考にしてください。
第1位:一建設「リースバックプラス」
一建設の「リースバックプラス」は、売上高で業界をリードする大手リースバック業者です。同社は迅速な査定と高い買取価格を提供しており、多くの顧客から高評価を得ています。リースバックプラスは、特にシンプルで分かりやすい契約条件と透明な料金体系が魅力です。豊富な実績と信頼性があり、初めてリースバックを利用する方にも安心しておすすめできる優れたサービスです。
第2位:セゾンファンデックス「セゾンのリースバック」
セゾンファンデックスの「セゾンのリースバック」は、優良な企業としても知られ、多くの顧客から信頼されています。売上高も高く、業界内でも安定した地位を保っています。迅速な査定と顧客支援に力を入れており、一人ひとりのニーズに合わせた柔軟な対応が特徴です。また、他のリースバック業者と比べても、見積もりや手続きがスムーズなのも大きなメリットです。
第3位:And Doホールディングス「ハウス・リースバック」
AndDoホールディングスの「ハウス・リースバック」は、大手リース会社として安心と信頼のあるサービスを提供しています。この会社は、全国展開しており、地域による格差が少ないのが強みです。高い買取査定額と透明性のある契約が特徴で、特に住宅ローン返済に困っている方に多く利用されています。公式サイトやカスタマーサポートも充実しており、初めての方でも安心して利用できるでしょう。
第4位:SBIスマイル「ずっと住まいる」
SBIスマイルの「ずっと住まいる」は、その査定額の高さで評判です。全国規模で展開しており、多くの顧客に迅速かつ丁寧なサービスを提供しています。特に、売却後の家賃設定が合理的で、長期的に見ても安心して住み続けられる点が評価されます。顧客対応も柔軟で、個別のニーズに合わせたプランを提案してくれるため、多くの利用者に支持されています。
第5位:センチュリー21「売っても住めるんだワン」
センチュリー21の「売っても住めるんだワン」は、優良なリースバック業者として広く知られています。同社は、顧客満足度を第一に考え、透明性の高い契約内容と適正な査定額を提供しています。特に、売却後の居住条件が良好で、長期間安心して住むことができます。また、全国に支店があり、地域に密着したサービスを展開している点も大きな魅力です。
第6位:スター・マイカ「マンションリースバック」
スター・マイカの「マンションリースバック」は、売上高の面で業界内で高い評価を得ています。この会社は、特にマンションに特化したリースバックサービスを提供しており、多くのマンションオーナーにとって信頼の置ける選択肢となっています。迅速な査定と公正な家賃設定が特徴で、透明性のある契約内容が評判です。また、各種手続きがスムーズに進む点も大きなメリットです。
第7位:穴吹興産「あなぶきのリースバック」
穴吹興産の「あなぶきのリースバック」は、売上高が堅調で信頼性の高いリースバック業者です。同社は、迅速な対応と高い買取査定額を提供しており、多くの顧客から高評価を得ています。特に、地方都市にも強い展開力を持っており、地域に密着したサービスが特徴です。顧客支援も充実しており、多様なニーズに対応できる点が魅力です。
第8位:インテリックス「リースバック あんばい」
インテリックスの「リースバックあんばい」は、優良なリースバック業者として評価されています。この会社は、特に査定額の公正さと顧客対応の質で知られ、幅広い層の顧客に利用されています。また、家賃設定が合理的で、長期的に安定して住み続けられる点が魅力です。詳細な契約内容の説明がしっかりしていて、初めてリースバックを利用する方にも安心しておすすめできます。
大手リースバック業者の比較ポイント
リースバック業者を選ぶ際に考慮すべきポイントは多岐にわたります。特に重要なのは、査定額、家賃設定、そしてサービス内容です。これらの要素を比較することで、自分にとって最適な業者を見つけやすくなります。以下に、それぞれの比較ポイントについて詳しく解説します。
比較①: 査定額
リースバックの最初のステップは、住宅の査定です。この査定額が高ければ高いほど、多くの現金を手に入れることができます。業者によって査定の基準や評価方法が異なるため、複数の業者から査定を受け、比較することが重要です。査定額が大きく異なる場合がありますので、しっかりと比較して最も高い査定を提示する業者を選ぶことをおすすめします。
比較②: 家賃設定
買取後に住み続ける場合、毎月支払う家賃がどれくらいになるかも大きなポイントです。家賃設定は業者によって異なるため、こちらも比較が必要です。家賃が高すぎると、長期的に見て負担になる可能性があるため、無理のない範囲での家賃を提供する業者を選ぶようにしましょう。家賃とともに、敷金や礼金、管理費などの追加費用も確認することが大切です。
比較③: サービス内容
最後に、提供されるサービス内容を比較することも重要です。優良な業者は、査定から契約までのプロセスをスムーズに進めるためのサポートが充実しています。また、アフターサポートもしっかりしている業者を選ぶことで、後々のトラブルを避けやすくなります。具体的には、定期的な契約内容の見直しや、必要に応じた柔軟な対応が可能な業者が理想的です。
リースバックのメリットとデメリット
リースバックは住み慣れた自宅で暮らしながら現金を手にすることができるため、多くの人におすすめの選択肢となります。しかし、どんなケースにおいても必ずしも最適とは限らず、メリットとデメリットをしっかりと理解することが重要です。具体的な査定額や契約内容を知るためには、優良業者を複数比較するのが賢明です。ここからは、リースバックのメリットとデメリットを詳しく解説します。
リースバックのメリット
リースバックの最大のメリット、それは住宅を売却して即座に現金を受け取りながらも、住み慣れた家に住み続けることができる点です。これにより、引っ越しの手間や環境の変化を避けることができますね。特に急な資金調達が必要な場合や、住宅ローンの返済負担を軽減したい場合に有効です。
リースバックのデメリット
リースバックには多くのデメリットが存在します。第一に、売却後の家賃が類似エリア、類似条件の物件と比べて高くなる可能性があります。これは、リースバック業者が購入時のリスクを加味し、家賃を相場よりも比較的高く見積もるためです。また、買取の査定額についても相場より低くなるケースが殆どですので、そもそもの売却目的を達成するための十分な資金を得られないことも考えられます。さらに、契約の内容や条件について詳細に確認しないと、長期的には不利な状況に陥るリスクもあります。
リースバックの詳しいメリット・デメリットについてはコチラの記事をご参照ください。
リンク先:リースバックとは?メリット・デメリット・やばいと言われる理由・後悔しないポイントを解説
リースバックと通常の不動産売却はどう違う?
リースバックと通常の不動産売却には、いくつかの大きな違いがあります。
まず、リースバックにおいては物件を売却した後も、その物件に居住し続けることができるのが特徴です。一方、通常の不動産売却では売却後、新しい所有者に物件を引き渡す必要があるため、住居を移転する必要があります。このため、住み慣れた家から離れたくないという人にとって、リースバックは非常に魅力的な選択肢となります。しかし理想としては
次に、資金の受け取り方法についても異なります。リースバックでは物件を売却した資金を一括で受け取ることができ、これを他の用途に利用することが可能です。これが、急な資金需要が生じた際に大変便利です。また、通常の売却と異なり、リースバックは比較的迅速に手続きが進むという利点もあります。
契約の違いも無視できません。リースバックでは売却後に賃貸契約を結ぶため、月々の家賃を支払う必要があります。一方、通常の不動産売却ではそのような賃貸契約は発生しません。リースバックの家賃は市場に基づくことが多いですが、一般的には家庭の収入に合わせた納得できる範囲の額に設定されることが期待されます。
最後に、リースバックは再購入オプションを持つケースが多く、将来的に物件を買い戻すことが可能です。これは、経済状況が改善した際や、特定のタイミングにおいて再び物件を自分のものにしたいと考える人にとって有益な仕組みです。このように、リースバックと通常の不動産売却には多くの違いがあり、それぞれの特性を理解した上で最適な選択をすることが重要です。
リースバックとリバースモーゲージの違いは?
リースバックとリバースモーゲージは、どちらも高齢者や資金が必要な家庭に対して資金調達の手段を提供する方法として知られていますが、その仕組みやメリット・デメリットには大きな違いがあります。
まず、リースバックの基本的な仕組みについて説明します。リースバックでは、所有者が物件を売却し、その売却資金を一括で受け取ります。その後、売却した物件に賃貸契約を結んで住み続けることができるため、住み慣れた環境を変えずに済むのが特徴です。売却資金の使い道は自由で、医療費やローン返済など、多岐にわたる用途に対応できます。
一方、リバースモーゲージは、主に高齢者向けの金融商品であり、所有する住宅を担保に、金融機関から定期的な生活資金を受け取る形を取ります。特徴的なのは、元金や利息の返済は借主が亡くなった後、住宅を売却して一括返済することが多いため、借主が生きている間は大きな返済負担がない点です。このため、年金や他の固定収入が少なくても安定した生活を維持することが可能です。
両者の違いには、返済方法と資金の受け取り方の他に、対象とするニーズや契約形式もあります。リースバックは即座に大きな資金を必要とする場合に適しており、リバースモーゲージは長期間にわたり安定的な収入を得たい場合に利用されます。また、リースバックは賃貸契約が伴うため、家賃支払いの負担が発生しますが、リバースモーゲージはそのような負担がないのが一般的です。
しかし、どちらの方法も一長一短であるため、自分の状況やニーズに最も適した方法を選ぶことが重要です。例えば、早急にまとまった資金が必要であり、同時に住居を変えたくないという方にはリースバックが適しているかもしれません。一方で、安定した生活資金を長期間にわたり確保したい方にはリバースモーゲージが適しているでしょう。
大手リースバック業者を選ぶ際の注意点
リースバックを検討する際、選ぶ業者の信頼性や条件は非常に重要です。業者のサービス内容にはさまざまな違いがあるため、複数の業者を比較して最適な選択をすることが求められます。具体的には、査定額や家賃設定、契約条件をしっかり確認することが大切です。ここでは、リースバック業者を選ぶ際の主な注意点を3つに分けて詳しく説明します。
買取査定額で業者を選ぶ
リースバックでは、住宅の買取査定額が大きな決め手になります。査定額が高ければ高いほど、得られる現金が多くなるため、資金計画が立てやすくなります。大手リース会社は、査定基準が明確で信頼できる傾向がありますが、業者によって査定額にはばらつきがあることも少なくありません。したがって、複数の業者から査定を受け、比較した上で最も納得できる条件を選ぶことが重要です。
家賃設定に注目して業者を選ぶ
リースバックのもう一つの重要なポイントは、家賃設定です。家賃が高すぎると、リースバックによって得られる資金が、将来的に負担となる可能性があります。優良な業者は、公正かつ持続可能な家賃設定を行います。したがって、契約前に各業者の家賃設定を確認し、無理のない範囲であることを確かめることが不可欠です。また、家賃以外の管理費や共益費も含めて、総合的に判断するようにしましょう。さて、ここからは具体的な契約内容について細かく確認していきましょう。
契約条件を確認する
リースバック契約を結ぶ前に、詳細な契約条件を確認することも重要です。契約の内容には、退去時の条件や再売却の可能性、賃貸期間など、多くの重要な項目が含まれています。これらを明確に理解し、不明点があれば業者に問いただすことが求められます。また、全ての条件に納得した上で契約を結ぶことが、後々のトラブルを防ぐための鍵となります。細かな確認を怠らず、慎重に進めるよう心掛けましょう。
リースバックの一括査定サービスとは
リースバックの一括査定サービスは、複数のリースバック業者に対して一度に査定を依頼できる便利なシステムです。このサービスを利用することで、各業者の条件や買取査定額を比較し、最も適した業者を選ぶことができます。ここでは、一括査定のメリットとデメリットについて詳しく解説します。
一括査定のメリット
一括査定の最大のメリットは、時間と手間を大幅に削減できる点です。複数の業者に個別に査定を依頼する必要がなく、一度の申請で複数の査定結果を得ることができます。また、一括査定サービスに登録している業者は、優良な業者が多いことも利点です。各業者の査定額を比較することで、最も高い買取価格を提示する業者を見つけやすくなります。さらに、手続きがオンラインで完結する場合が多いので、忙しい方や初めて利用する方にもおすすめです。
一括査定のデメリット
一方で、一括査定サービスにはデメリットも存在します。まず、複数の業者から連絡が来るため、一度に多くの情報を整理する必要があります。比較するために多くの時間を割かざるを得ないこともあるでしょう。また、一括査定で提示された条件が実際に契約する際に若干変わることもあります。これは査定自体が初期の見積もりにすぎないためです。したがって、各業者からの最終的なオファーをしっかりと比較し、納得のいく条件を選ぶことが重要です。最後に、全ての業者が一括査定サービスに参加しているわけではないため、利用可能な業者が限られる場合もあります。
リースバック以外の選択肢は?
リースバックのメリットはあくまで「自宅に住み続けることができる」という点にあります。売却金額は相場より下がりますし、住み続ける場合の家賃も相場より高くなりますので、やはり最終手段としての側面が大きいです。それではもし同じ家に留まらない場合、どのような選択肢があるのでしょうか。
リースバックを検討される方の多くは現金に困っている方かと思います。
不動産の現金化の手段は大きく分けて二つ。一つは、不動産仲介業者に売却の依頼をし、買主が現れるまで売りに出すという方法。もう一つは、不動産買取業者に直接買い取ってもらう方法です。しかし理想を言えば一番の不動産業者は簡単には見つかりませんね。
まとめ
リースバックは、住宅を現金化しながらそのまま住み続けることができる便利な手法です。しかし、最適な業者を選ぶためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。まず、買取査定額や家賃設定、契約条件をしっかり比較することが不可欠です。2024年版のおすすめランキングでは、一建設の「リースバックプラス」やセゾンファンデックスの「セゾンのリースバック」が高評価を得ており、これらの優良業者が特に注目されています。
また、一括査定サービスを利用すれば、複数の業者からの見積もりを簡単に比較できるため、より良い条件を見つけやすくなります。リースバックのメリットとデメリットを理解し、自分のニーズに最適な業者を選ぶことで、長期的に安心して住み続けることができます。初めての方でも、安心して利用できるサービスやサポートが充実している業者を選ぶことをおすすめします。
一方、売却金額や相場に対しての家賃の高さという点では大きなデメリットがあるということは念頭に置いておきましょう。売却金額は、常に買取業者のほうが高くなる傾向にあります。